愛され、恐れられ、摩訶不思議な植物の物語。痛い棘と美しい花、恐ろしい形と極上の甘み…複雑で不思議なサボテンは、大昔から人間を魅了してきた。その生態、食材としての価値、栽培法、コレクター達の秘話ほか、サボテンと人間の歴史を多面的に描く。カラー図版約120点。
寺社仏閣や庭園のイメージがある京都は、実は近現代建築の宝庫。日本の主要都市では珍しく空襲の大きな被害を受けておらず、明治以降の建築の流れがたどれる貴重な場所である。辰野金吾、伊東忠太、前川國男、村野藤吾、安藤忠雄、原広司など各時代トップクラスの建築家の作品が鑑賞できる贅沢な街なのだ。日本の近現代建築史を概観しながら、京都の新たな魅力を再発見。京都を代表する13の建築に焦点を当て、その見どころ、建築家のエピソードをひもとく。
ばあばはころごろ、げんぎがない。ケーキもやかないし、おへやもほこりだらけ。そして、わらわなくなった。「じんせいからよろこびがきえちゃったみたい」ってママがいう。「よろこびって?」「ひとのこころをしあわせにして、めをかがやかせるものよ」ばあばはワァーイ!ってしたいんだ。わたしがばあばに「ワァーイ!」をとどけてあげる!おばあちゃんと孫娘のあたたかな物語が、わたしたちに「よろこび」の意味をやさしく教えてくれます。
図書館で働く人にとって存外に知る機会の少ないのが出版業界です。隣り合わせといえる世界だからこそ取り扱う資料(商品)が重なるからこそ知っておきたい核心事項がそこにはあります。図書館業務に欠かせないシリーズ“出版キイノート”。トピック単位で読みやすい分冊形式。本書のテーマは「再販制度と独占禁止法」です。
ポー、ワイルド、カフカ、フロベール、ダンテ、スピノザ、ルゴーネス、幻想文学、推理小説…偏愛のやまない作家と作品をめぐり、20世紀文学を代表する巨匠が縦横自在に語った深遠で博大な118の対話。多彩なテーマは日本、仏教、映画や、キリスト、仏陀、母、友情までにおよぶ。世界各国で出版されている名著の完訳版、本邦初訳。
世界は、決してあなたを見捨てない。心を凍らせた少女かおりと、いじめを受けた少年ケン。体の中にかいじゅうを飼う2人が虹いろ図書館を訪れるー。
二〇一五年、シリアの首都近郊の町ダラヤでは、市民が政府軍に抵抗して籠城していた。政府軍に空爆されるなか、人々は瓦礫から本を取り出し、地下に「秘密の図書館」を作った。ジャーナリストの著者は、図書館から彼らが得た希望を記録していく。図書館に安らぎを、本に希望を見出した人々を描く感動のノンフィクション!
現在は女優としてドラマや舞台で活躍し、80 年代にはトップアイドルの座に君臨した南野陽子。
当企画は、数多くの楽曲の中から、南野陽子自らが、四季をテーマにセレクション、
アートワークも季節をイメージさせる南野陽子の写真を満載し、四季感溢れる南野陽子の新たな魅力・名曲をお届けするものです。
さらに、待望の新曲を2曲収録。サウンド・プロデュースは、80年代の南野陽子の世界を創り上げた日本のポップス界の巨匠・萩田光雄が担当。
詞は南野陽子自身が書き上げました。
◇「空を見上げて」(作詞:南野陽子 作曲・編曲:萩田光雄)
◇「大切な人」(作詞:南野陽子 作曲:宗本康兵 編曲:萩田光雄)
セルフライナー付。CD2枚組全 34 曲収録。初回仕様は、CD ケース本体のジャケット写真とは違うビジュアルの三方背スリーブケースに収納。