イタリアのミラノで生まれたアバドさんは、現代の最高の指揮者の一人とたたえられています。そのアバドさんが、子どものころの幸せな音楽との出会い、指揮者を夢みるようになったいきさつをふり返り、また、オーケストラの構成や各楽器の説明、シンフォニーやオペラのことなどまで、やさしくあたたかい語り口で伝える、音楽入門絵本です。
戦争が終わったら、アンナは、新しいオーバーを買ってもらうことになっていました。戦争は終わりました。でも、お店はからっぽです。オーバーも、食べ物もなんにもありません。アンナのオーバーを手に入れるために、お母さんは、どうしたのでしょうか。
くらいのがこわくて、どうしてもねむれないちいくまくんに、さておおくまさんは、どんなことをしてあげたのでしょう?この絵本は、1988年のスマーティーズ大賞、ケイト・グリーナウェイ賞など、イギリス国内の絵本賞ばかりでなく、ベルギー児童文学賞でも受賞した、ふたりの会心の作品です。
チュー先生はうでききで、どんなむし歯もたちまちなおしてしまいます。こがらな体をいかして、ちりょうをするので、大きな動物には、とくに人気があります。でも、ネズミですから、きけんな動物のちりょうはしません。ところがある日、キツネのしんしが、いたむ歯をおさえてなきながらやってきました…。
小さな村に疎開してきた内気な少年ウィリーは、トム老人の家にあづけられたが…。厳しい戦時下にあっても、美しく素朴な自然と新しい友情の中で、自己を発見し成長してゆく少年の物語。
なぜか生まれつき前足が普通とちがった、子ブタのダッギィ。ハンディキャップを逆手にとって、まずは“泳ぐブタ”になった。つぎは目標の“空飛ぶブタ”にー。心やさしく勇敢な子ブタのダッギィが、めざましい大活躍。ユーモアいっぱいの痛快な物語。
ちびクマくん、エンピツもってさんぽにおでかけ。そこに二人のハンターとうじょう。ちびクマくん、あぶな〜い!そこでサッとはやわざー。
ご主人ののらくらどんにこき使われて、もうくたくたのあひるどん。めうしや、ひつじや、めんどりはとうとうみかねて…。
きょうは、あたしのたんじょうび。ケーキをやくのよ。いろんなものをよういしなくちゃ。あたしのともだち、てつだってくれるかなぁ。
チビウサギはうでをい〜っぱいひろげデカウサギにいった「きみのことこんくらいすきだよ」するとデカウサギは…。チビウサギとデカウサギの話。