気候変動と資源枯渇の現代に、いかにして我々は持続可能な未来を築くことができるだろうか。空間に対するニーズが加速度的に進化する昨今、建築家たちが模索しているのは、既存の建築をリユース、リサイクルするための独創的な方法だ。それは、既存の都市構造の変化をも促すのである。本書『世界のリノベーション建築』は、世界有数の建築家による画期的プロジェクトにおいて実践されたリユース戦略を幅広く網羅。彼らの変化への取り組みを明らかにする。建材としての廃棄物再利用、空間の巧みな再解釈、解体を前提に設計されたモジュール構造など、創造的リユースで生まれ変わった建築が、より良き未来にいかに寄与するのかを発見することができるだろう。日本を含む35事例掲載。
現存する世界最古の図書館では貴重な写本のデジタル化が進められ、荘厳な修道院建築の図書館では結婚式が開かれる…図書館は時代と共に進化しています。国家による検閲がかけられた記事を公開し、権力と戦うバーチャル図書館、老若男女、障がいがあっても利用できるよう工夫を凝らした図書館、砂漠の中で気象変動から本を必死に守っている図書館もあれば、宇宙船のような最新建築で文化開発プロジェクトの中心を担う図書館もあります。本書では、人々が集まる空間を提供し、知識を共有して次世代へ繋ぐために進化を続ける「53の図書館」を美しい写真とともに紹介。図書館の使命や役割、あり方についても改めて考えさせられる1冊です。
図書館が扱う情報資源にはどのような種類があり、図書館はどのような方針のもとで自館に仕入れる資料を選別しているのか。そして、図書館員は選書のための書籍や著者の情報をどのように収集しているのか。公立図書館を中心に、現場への取材に基づいた具体的な事例紹介と豊富な図版・資料から解説する。
ねえ?世界を、物語を好きに変えられたらどうする?もし先生にいじめられたら?つらくて学校に行けなくなった守に悪魔の誘いが…!?
学校がつらい!今いる世界がつらいと思ったら?わがままで身勝手だからおもしろい?『ギリシャ神話』の世界を「正しくして」と頼まれちゃった!?
焚書とともに幕が開けたナチスの時代。そのイメージとは裏腹に、図書館はドイツ全土で盛んに設立され、新しい「教養」が掲げられていった。当時の人々は、何を読んだのか/読めたのか。ヴァイマルからナチス時代にかけての、「読書」と「図書館」の展開と顛末を追った一冊。
漢字の組み合わせで語彙力アップ!初級から中上級レベルの漢字(計200字)を使った生活の日本語(約1,900語)を学習しよう。「車に乗る=乗車」(動作とその対象)、「勝ちと負け=勝負」(反対の意味)のように漢字の組み合わせ方を考えることで、漢字力も語彙力も同時に身につく。
「今から、あなたにコトバの術をかけます。コトバの力をかりれば、たいていのことはなんとかなりますからね。」本当に、なんとかなるの!?なぜか大ピンチになってしまった5人の物語。
「人間、致死率100%だからね。」と言っていた黒山羊さんこと松本良子。昨年大好きな香港で生を閉じた。一周忌を前に、心友のエッセイスト大島真理が、出会いから別れまでの二人の50年の「時のミルフィーユ」を編んだ生きた証の書。
わたしは、松田コロン。ふつうの小学校なら六年生、わが「私立探検家学園」では二回生。ドラゴンの卵を探せだの、マンドラゴラを見つけろだの、耳をうたがう“実習”を乗りきって、むかえた新学年。同級生たちとはじめた「ランニング部」も、体力づくりとは名ばかりで、この学園のひみつにせまるため!そんな、わたしたちを待ち受ける、三度目の“実習”。ミッションは、「メガクリスタルを見つけだせ!」
時代の栄華を映し出す豪華な宮殿や装飾美に圧倒される教会、神秘的なモスクやアジアの寺院。そして、建築界の巨匠達が手がけた建物自体がすでにアートな美術館や独創的な超高層ビルまで、奇想天外で感動的な名建築を紹介します。息を呑むほど美しい、想像を超える建築に出会う旅。世界中の名建築を1日1ヵ所。
急激な変化を続ける社会と情報環境のなかで、これからの時代を生き残るために図書館員には何が求められるのか。AIなどの先端技術の活用事例、メーカースペースやファブラボといったものづくりや新たな学びの場の試み、図書館と著作権法をめぐる問題、よりよいまちにしたいと思う地域の人々との協働など、10のトピックを取り上げ、未来を担う図書館員が身に付けておくべき知識やスキルを伝える。