情報化社会に対応した活字資料の入手方法、ワープロによる文献・蔵書の活用術を中心に、書誌、情報理論の専門家が、書物とその周辺領域の整理のノウハウを公開する「最新読書技術事典」
どでかいサイが、こどものひろ場にいすわった。消防車がきても警察がきても、ゾウがきてもライオンがきても、ジェット機がきたって、ぜんぜん動かない。町のみんなは大弱り。さあ、どうやって、このサイをおいはらったと思う?
役(えん)の行者・空海・西行・一遍・宗祗など古来より多くの修行者たちが、旅に生き、旅に逝った。奥羽・北陸を経て、美濃の大垣から伊勢へ-西行歿後五百年に旅立った、芭蕉の「おくのほそ道」行もまた、命を賭した旅のひとつであったといえる。捨聖たちの心の系譜をさかのぼりつつ『おくのほそ道』を読み解き、謎多き芭蕉の旅の真相に迫る。
設計・計画に必要な最小限のデータを凝縮。「基礎編」「各種建物編」とに大別したハンディなデータ集。
脳性マヒ児の保育園を始めた時、おもちゃがなく、米国から数点とり寄せたことがある。その頃、米国には、おもちゃ図書館があるという噂を聞き、興味を抱いたことがある。しかし、「おもちゃ」と「図書館」と「障害児」がどうしても結びつかない。ところが4年前に、日本のおもちゃの図書館全国連絡会に招かれ、多く人が集り熱心に協議し、その盛会なのに驚かされた。有名なバンダイの山科直治会長まで引きづり込み、「おもちゃ図書館財団」が設立される契機をつくったのが、るつ子さんだという。目をみはらせるばかりの活動ではないか。
ことわざや慣用句は、おたがいの気持ちをつたえあうために、人びとがむかしからくふうをつみ重ねて生みだしてきたものです。こうしたことばをたくみに使って、人と人との関係をギスギスしたものにならないようにしながら、自分の気持ちもきちんとあいてにつたえて生きてきたのです。日本のことわざや慣用句は、日本のことばの文化遺産といってもいいでしょう。
昭和23年〜43年の21年間の国内図書を収録した基本的な書誌『国立国会図書館所蔵主題別図書目録昭和23〜43年』全23冊の著者索引。個人著者のほか、団体著者も含む約8万件を収録。
日本人は万葉の昔から「九九」を自在に操っていた!現代においても、日本人ほど速くかつ正確に計算のできる民族は他にない。中国から輸入した「九九」「そろばん」を武器に日本人はいかにして数学感覚を磨きあげてきたのか。『口遊』『塵劫記』などの史料をもとに気鋭の数学者が描き出す算術と日本人の歴史。
「グッドモーニング」は、単なる「おはよう」ではない。「よい朝でありますように」との願いがこめられている。ことばの裏には、それを使う民族の心と感情が秘められているのである。「うつくし」「きよら」など、日本語独特の表現を題材に彼我のことば感覚の相違を探り、英語苦手を克服する秘訣を解き明かす。
神秘にあふれる生命の不思議と人類の起源を求めて、今、進化の跡をたどる旅が始まる。さあ、大古の海へタイム・トラベル!
1億5000万年の間、この地球に君臨し、栄え、進化し、そして突然滅んだ恐竜たち。その謎に満たち歩みを追って、過去への旅は続く。
今、図書館があぶなくなっている。国家機密法、行革による図書館財政の圧迫と民間委託問題-図書館をとりまく暗黒の正体を探り、全国各地の動向や、歴史を通して、現在、図書館員に与えられる教訓は何かを考える。
もうふぶきの1月の夜、いじわるなまま母にいいつけられて、女の子はマツユキソウをさがしに、森に出かけました。こんな冬のさなかに、春の花が見つかるはずもありません。ところが森の中で、女の子は、ふしぎな12人の人びとに出会いました。そして、そこでー。12の月全部と、一度に出会った女の子の、この魅力的な物語りは、ボヘミアの民話を、サムエル・マルシャークが、再話したものです。
「セックスは愛しあっていれば自然なことだわ。あんたの考え、ちょっと古いんじゃない?」と親友のヴィダ。「どうしてまだ経験したくないっていうとみんなバカにするの。バージンのどこが悪いの。興味はあるけど、まだ早すぎるわ」とフィン。そんなフィンにBFができた。ちょっと年上で、学校も中退したけれどとってもステキな人。まわりは反対するけれど、フィンは彼だけをみつめていた-。恋することへの不安とときめきに揺れる15歳の少女の心をいきいきと描く、さわやかなラブ・ストーリー。
クリスマスの前の週、最初の雪がふわりとふった。こギツネたちは大よろこび。外にでてあそびたい。でも、おばあさんはゆるしません…。愛らしくユーモラスなこギツネたちの様子が楽しい心あたたまる絵本です。