本書は日本中毒情報センターに勤務する薬剤師達が日常の情報提供活動の中で培ってきた急性中毒処置に関する知識の集大成であり、今回の改訂では家庭で頻用される化学物質、OTC薬などを中心に54項目の化学物質についての毒性情報と中毒処置のノウハウを追加。
藩政以来の産業化の歴史を誇る最上川流域の古都・長井市。明治期以降は他の東北内陸地同様、条件不利に悩みつつも、人びとの不断の努力により農業と工業を豊かに発展させてきた。その歴史と現在は、縮小の時代に生きる私たちに希望と勇気をくれる。全国の「地方小都市」におくる渾身のエール!70事業所訪問、関メソッドの集大成。時代の先端、未来志向型“長井モデル”に学ぶ。
平成のガーデニング愛好家へ、江戸からのおもわぬ贈り物!品種、栽培法から水揚げ、観賞の仕方まで、江戸の園芸の技を現代語で読む。『剪花翁伝』は、数百種の生け花用の草木・花木の栽培法・水揚げ法・接ぎ木法などを解説。糸桜、きりんそう、ぎぼうしなど約400種。花名総索引付き。『植木手入秘伝』は、江戸や京都で流行した各種の鉢物の品評会の様子と手入れ法を詳述。おもと、松、椿、南天などなど、珍品・奇品を中心に約300種。『養菊指南車』は、肥後菊の花壇仕立ての方法を季節を追って詳しく解説。
本書は、各項目ごとに、時系列のデータと最新のデータの提供、それらの読み方を解説している。「中国農林水産業辞典」としての役割にも十分耐えうるよう項目を選定し、研究、行政、ビジネス、視察など、どの分野でも利用できるように配慮した。
本書は、構成する個別産業の産業組織や関連施設の技術革新から農業生産や経営との関係を歴史的に整理することを課題としている。
生きている森のなかで木はどのように生長し、その一員として自らの存在をどう位置づけていくのか?ふだん何気なく見ている森の深奥に足を踏み入れて、さまざまな植物たちがせめぎ合い、すみ分けていくプロセスをエコロジカルな視点から探る。また、身近な植物の代表である花を使ったランドスケープデザインについて、その歴史はもとより、使われる花卉の分類、計画・施工・管理など実際の現場で必要とされる知識に至るまでを、分かりやすくコンパクトに解説する。
1冊で施設園芸と植物工場の要点をすべて網羅。施設や被覆資材の種類から、栽培管理、環境制御技術、養液栽培まで幅広く収録。施設園芸、植物工場の第一線の研究者・業界関係者約60名による執筆。進歩する施設園芸と植物工場を知るための最適な技術書。
まったく、とんでもない植物たちだった!ここ20年あまり、世界中に散らばる、不思議、巨大、世界一な植物を探して辺境を歩き回った。実際目にすると、その巨大さや異形ぶり、生活形態は、想像をはるかに超えていた。この本はその全記録の一端である。
小林一茶の残した二万句に及ぶ発句は、当時、世界最高の水準にあったわが国の園芸文化が成熟期を迎え、庶民の間に園芸が大流行していた様子を如実に物語っている。「梅」「桜」「朝顔」「菊」を代表として四季折々の観賞植物を挙げ、数々の文献を駆使しながら、一茶の発句を通して庶民への園芸の普及を活写することにより、わが国園芸文化史の一面に光をあてた画期的な一書!
果樹、蔬菜、花卉園芸を1本にまとめ、これら園芸生産物の加工技術と流通技術を解説し、それにかかわる法規と経済を集大成!農業界・食品関係者のみならず学生にも必要な最新の知識を満載した。公務員試験受験者には格好の参考書である。
農林水産業に関する総合法規集。食料・農業・農業基本法など基幹的な重要法令のほか、持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律等を新たに収録するとともに、農業振興地域の整備に関する法律の一部を改正する法律等の成立を受けて収録法令の改定を行った。内容は原則として平成11年12月22日現在施行されている全319件の法令を収録。配列は法令の部門にしたがって11編に分類して掲載。、巻末に農林水産省組織図がある。法令名の総目次の他に法律目次、法令名索引を付す。