大学の講義のコマ数を考慮し、半期の講義で完結できる15章編成。大学生に必須な総論・各論の内容を精選し、先端研究も網羅。「作型」を重視し、第7〜9章では作型の3つの類型を主要野菜で具体的に解説。カラー図版や写真を多くいれ、読みやすい文章表現で、農業大学校や専門学校の学生、さらに農家の栽培の基礎としても最適。豊富な注記に加えて、最近の研究や話題をコラムで紹介。各章末に「まとめの問題」、巻末に参考書リストを示す。和文、英文索引付き。
花卉の生態学や生理学は、稲、野菜、果樹など他の農作物と共通するところが多い反面、花卉特有のところも多くあります。そこで、本書では、花卉に特化した生態学や生理学をも学ぶことで花卉園芸を理解できるように努めました。したがって、今までの花卉園芸学に関する参考書とはちがい、あえて個々の花卉を論ずる各論は含めていません。しかし、生産上重要である花卉や、研究対象としてよくあつかわれている花卉については、本文に含めるようにしました。さらには、花卉生産という出口をみすえたうえで、最新の知識と技術をとりいれ、花卉をより理解できるように努めました。また、はじめて花卉を学ぼうとする人にも理解しやすいように、図、表およびそれらの説明、専門用語の解説、話題のコラムを多くいれるようにしました。
「横浜植木」の珠玉の業績なくして、日本の近代園芸史は語れない。文明開化のまだ明けやまぬ明治の中期から、日本と世界の花と緑の架け橋となり、日本や日本の伝統的園芸・庭園文化の魅力を世界に発信する一方、世界の園芸種苗の最新品種を日本に導入し、洋種園芸の礎を築いた「横浜植木」と、それを支えた情熱溢れる人々の栄光と苦節の足跡。その裏には日本の近代園芸の夜明けにまつわる数々の逸話が。ここにそのベールをはぐ。横浜植木株式会社創立130周年記念
本書は、蔬菜園芸学の導入部学修に必要な原理原則と栽培・保蔵の技術について記述してある。したがって、内容がコンパクトに詰めこまれている。
厖大な農政関係諸法を、通則編、経済編、構造改善編、農蚕園芸編、畜産編、食品流通編、食糧管理編、諸法編、の8部門に分類収録、巻末に農林水産省組織図など付録を添付。創刊以来4半世紀、日本農業の今日的課題に応えてきた唯一の権威ある“総合実務六法”。新収録10件・改正73件・総収録257件。
わが国の近年における蔬菜の多品目、高品質、周年需要といった消費動向は、その栽培技術や経営をますます高度にして複雑なものとしている。本書は、このような飛躍的な発展をとげる今日の蔬菜園芸の現状に応えた新して入門書として、最新の研究成果や情報を盛りこみ、わかりやすく体系的に解説した。