タネまき&植えつけから水の与え方、肥料の施し方、手入れ、植え替え&繁殖、夏・冬越し、病害虫の防除法まで、育てる前におさえたい基礎知識。
植栽法、小スペースの緑化、コンテナと鉢の活用法、庭の設計、オススメの植物。デザインアイデア満載!世界にひとつだけの「私の庭」のスタイルブック。バラ/山野草/樹木、ピクチャーブック付き。
著者自らが長年、研究室で実験に取り組んで得た研究成果から、さらには農家の現場に出て、研究成果を実際の栽培に役立つように適用した体験などに基づき、基礎の理論から技術までを平易にまとめ上げた花卉園芸学の生きた解説書。
香り、エレガントさ、色、花数、葉のつき方、育ち方…多種多様な特徴を持ったバラ。世界中でよく知られた約2000種のバラを美しい写真とともにアルファベット順で収録。人気の高い品種や、バラの育種家についての記事も掲載。栽培テクニックは写真でわかりやすく紹介している。
本書では、23グループのサボテンと39種の多肉植物を取り上げ、品種や生育環境から、水やり、用土、施肥などの栽培管理、植え替え、整形、繁殖などの作業テクニックまで、ヴィジュアルな構成で具体的に回答しました。
大学の講義のコマ数を考慮し、半期の講義で完結できる15章編成。大学生に必須な総論・各論の内容を精選し、先端研究も網羅。「作型」を重視し、第7〜9章では作型の3つの類型を主要野菜で具体的に解説。カラー図版や写真を多くいれ、読みやすい文章表現で、農業大学校や専門学校の学生、さらに農家の栽培の基礎としても最適。豊富な注記に加えて、最近の研究や話題をコラムで紹介。各章末に「まとめの問題」、巻末に参考書リストを示す。和文、英文索引付き。
我々の暮らしを彩り、冠婚葬祭や贈答にも欠かせない花卉。日本人は古くから花卉を愛で、独自の文化を培ってきた。第二次世界大戦、高度経済成長、オイルショック、バブル景気…時代の流れとともに花卉産業が辿ってきた歴史とはいかなるものか。本書は、日本における花卉園芸の歴史と文化、さらに産業としての現状と課題を専門家が読み解く。
明治維新は近代化の名の下、万物にわたり日本の社会を劇的に変えた。-園芸・造園の世界もしかり、である。それまで武家社会が支えてきた伝統的な江戸の園芸文化、庭園文化が崩壊し、それに代わって、近現代園芸・都市公園事業が台頭した。本書で語られるのは必ずしも時系列で整理・整列された歴史ではなく、これまでの歴史の陰に隠れたり、断片的にしか紹介されてこなかった歴史的なトピックである。しかしそのどれもに、現代へと続く萌芽的事象が発見され、“この時代にすでにこのようなものがあったのだ…”という驚きを禁じえない。