日本資本主義化の原点=地租改正。近世的な領主ー領民関係を、近代的な国家ー国民関係へと改装する契機となった大変革の構造を総合的に分析。
本書は、投資ポートフォリオの適切なアセットアロケーション(資産配分)と、そのメンテナンスについて書かれたものである。(1)何に投資すべきか。(2)どれくらい投資すべきか。(3)どういったときにアロケーションを変更すべきか。著者は本書で投資ポートフォリオの管理のための1つの統合的アプローチを提供することで、これら3つの質問に明確な答えを出している。複数の投資対象資産からなる投資ポートフォリオを構築するにはどうすればよいのかをステップバイステップで分かりやすく説明するとともに、アセットアロケーションを効率的に行う方法についても提示している。ETF(上場投資信託)のようなファンドへの投資、ならびに個別株への直接投資についても解説している。また、異なるリスク水準のアセットを組み合わせる方法や、投資家のリスク許容量に合った投資ポートフォリオの構築方法についても解説している。本書は実用的な手法、経験則、テクニックが満載の包括的なアプローチを、具体的な例を示して詳細に解説している。読者対象としては、投資ポートフォリオにおけるアセットアロケーションをどう行うべきか悩んでいるプロの投資家や経験豊富な個人投資家を想定している。
東日本大震災から10年へ、被災者のこころの復興に向けて。被災地復興から地域再生へ。震災前のライフヒストリーと、震災後の想いについて、被災者の語りに焦点を当て復興に向かう人々の姿を記録。
本書は中国に進出する日本企業にとって、不可欠な投資、会計、税務に関する規定の解釈や実務上の留意点をQ&A形式でわかりやすくまとめています。
ベルベル語は地域格差があまりにも大きく、標準ベルベル語を確定してそれを文字化する作業が進んでいないため、特有の文字、ティフィナグ文字を併記した本格的なベルベル語辞典は、世界でも未だに刊行されていない。本書では、このティフィナグ文字がたしかに存在していたという事実を知らしめたいという意向から、ベルベル人がたどってきた歴史を紹介するとともに、ティフィナグ文字とラテン文字での表記を併記する形で、ベルベル語の語彙を集成した。
中世後期の日朝交流には多くの日本人通交者が携わっていた。朝鮮王朝の記録を主体にその活動を広域性・重層性・多様性の視点から分析する。交易を求める日本人通交者に対する朝鮮王朝の対応を網羅的に論じた中世日朝関係史研究の到達点。