原発再稼働、不況下の大増税、オスプレイ強行配備、TPP参加、憲法改正…日本はなぜ、こんな国になってしまったのか?「戦後日本」最大の闇に迫る。
海と島と人びとの歴史。渺茫たる大洋に散る無数の断片、太平洋諸島。その相貌を際やかに照射する世界に類例ない通史。
原子力開発の是非をめぐる議論が今、様々な場で行われるようになってきた。原子力事故の発生、あるいは事故隠しがある度に、人々は原子力発電を受け容れ続けてよいのか迷う。本当に安全なのか、ほかに替わる新エネルギーはないのか、環境問題は解決できるのか。そんな疑問に対して、本書は大きな力添えとなる。
本書は、従来の医学教育ではほとんど教えられなかった死についての包括的な本です。特に死が目前に迫った週単位から日単位の患者のマネージメントにスポットを当てました。この時期の診療行為の成否は患者・医師関係を大きく左右し、その後の医療者の日常診療にも影を落とします。本書は、死について語ることをタブー視しないで議論し、死=医師の敗北という呪縛から逃れるために、死をいかに迎え、医療者としてどう対応するか、具体的に解説しました。そして終章では、近年議論が高まっているスピリチュアルケアについて討議しました。
とことん飲んで選んだ旨い焼酎74蔵ガイド。「村尾」「富乃宝山」「八幡」「万膳」「佐藤」「豊永蔵」「朝日」「百年の孤独」…人気蔵元の酒造りの神髄に迫る。
この4年間、小児科が消えた一般病院は東北6県で38を数える。常勤医の引き揚げも相次ぐ。未来を担う子どもの生命の守り手がいなくなることは、人口減少が進む東北にとって地域の衰退をも加速させる。かつてない危機を医療の現場と地域の力を合わせて乗り越え、子どもの確かな未来図を取り戻さなくてはならない。
多彩な人材と産業を引き寄せ、地域の潜在力を掘り起こすーミュージアムは社会を変革する起爆剤だ!+経済人も文化人も行政関係者も必読。美術館や博物館など文化施設の存在価値を経済的視点から解き明かし、これからの経営戦略と正しい評価手法を示す。
便利な学校・地域の書類、書類作りに役立つイラストを付属CD-ROMに約3000点収録。
「72人の旧暦活用術」徹底取材。七夕の天体ドラマを見る、桜がいつ咲くか知る、疲れない体になる、最強の商品企画者になる、もっとアジアが好きになる、おいしい野菜をつくる、空に暦を見つける、都市と里山が元気になる、自然と交信する。などなど、シリーズ待望の実践編。こんな合理的な暦を使わないなんて、もったいない。
現代の多くの社会問題を分析するには、政治経済学的アプローチが不可欠である。本書は、制度研究の最新の流れをふまえて分析し、今後の政治経済学の展望を描くものである。第1部では、経済学と政治学それぞれの観点から「新しい政治経済学」をどのように構築するかについて論じる。第2部では、国際的紛争の解決、国際間の経済交渉、および環境問題に関する政治経済問題を理論的または計量的に分析する。第3部では、公共財供給、地球環境、安全保障などさまざまな社会的ジレンマ問題を、政治経済実験を用いて分析する。第4部では、政治経済学がこれまでどのようにして発展してきたか、その主要な業績を体系的、歴史的に振り返りつつ、これから政治経済学が発展していくべき分野を検討する。
本書は3つの主要な部分から成り立つ。第1章は序説で、ワイン産地としてのボルドーについて知っておくべき一般的な説明をおこなった。第2章はアペラシオンごとに各シャトーを紹介し、各アペラシオンについても簡単な説明もそえた。最後に第2章で紹介しきれなかった生産者をアルファベット順に追加して「シャトー名追録」としている。ボルドーの約4000のシャトーから慎重に、約1000の生産者を選びだし、最高の格付けシャトー、有名ではないが目をつける価値のあるところ、ドメーヌや協同組合も含めた。
本書第1部では、平成16年から17年にかけて発生した自然災害、事故、テロ等を概観するとともに、社会構造の変化等に伴って顕在化した課題を分析し、真の「安全・安心大国」の実現に向けた今後の国土交通施策の展開の方向性について記述している。第2部では、自立した個人の生き生きとした暮らしの実現、競争力のある経済社会の維持・発展、安全の確保、美しく良好な環境の保全と創造、多様性のある地域の形成を実現するための政策課題を10に整理し、具体的な取組みを報告した。