57億が2050年には100億へ。世界人口の激増が深刻化する一方で、「産む自由」を叫ぶ声も強く聞かれる。そのなかで、世界一の人口、12億を抱える中国の一人っ子政策が成功したといわれるが、実情はどうなのか。農村から都市、国外へと向かう大量の人々の移動をどう見るか。経済政策や社会への影響は。現地調査に基づく意欲作。
「証券・株式も断固試してみよ」-変幻自在の〓@68B0小平思想によりプラグマティズムに目覚めた巨大国家中国。改革・開放の道をひた走るエネルギッシュな姿を分析し、その二一世紀を展望する。
それなくしては国家や社会が成立し得ない不可欠の存在。しかし、わかりにくく、なじみにくいのが税金の仕組。なぜ税金を納めねばならないのか。公平・中立の原則は守られているのか。税金の歴史をふり返り、所得税、法人税、消費税など現行税制のもつ問題点と今後の展望を平易に解き明かす。
ヨーロッパから「近代」が「移植」されたとき、その多様な歴史が始まった。様々な特徴をもつ各時代の諸相を「経済学」の視点から立体的に描く500年の動態。
白馬の自然を解説。雄大な北アルプスの白馬連峰から、山麓に広がる雑木林や湿原など豊かな自然の表情を豊富なカラー写真と長年の調査をもとに解説。
ながく列強間の抗争の舞台であったバルト海。冷戦下で深刻化する環境問題をどう解決するかという共通の課題に端を発して、国家の枠を超えた地域協力が進められてきた。複雑に推移するその経緯を克明に追いながら、バルト三国の独立、ヨーロッパ統合との関係など、国際関係の再編成期の動きを報告し、さらに他地域の内海協力をも展望する。
社会政策学としての柳田学。「柳田学」の根源的問題意識とは何か。「民俗学者柳田」説を退け、若き日に学んだ農政学の深化発展による経世済民の学として、柳田の生涯と著作を解読。
北村透谷が多摩を「希望の故郷」「幻境」と呼んだ。彼の死後百年余が経た今こそ、その実現を期する段階に入った。…我々の多摩学研究も10年が過ぎようとしている。「多摩学のすすめ第1巻」「同第2巻」以後、討論会をひらき多摩在住の人々の声を聞き論議を深め、まとめられたのが本書である。
こんなマニュアルが欲しかった!主要経済統計40余種の完全攻略テクニック。2段階STEP方式で経済統計を完全攻略!STEP1には該当する統計の基本が書かれています。ここでその統計の意味を理解しましょう。STEP2で統計の実際の読み方を実況中継で解説。統計を入手したら照らし合わせて読んでください。
これまでの農本思想研究は、日本ファシズムとの関わりでとらえるか、農本主義者のライフ・ヒストリーを追究するかでしかなかった。本書は、こうした二極化したとらえ方を批判的に見直し、「生活世界」の基底から、大正期の「“自然”委任型」、昭和恐慌期の「“社会”創出型」、戦時期の「“国体”依存型」という展開過程を提示する。
東アジアのダイナミックな経済発展を投資や貿易の国際的リンケージを軸に、最新の開発経済学の成果を駆使して明快に捉える。政府と市場、社会開発など重要論点を解明し、環境問題などの現実の諸問題にも言及し、また、アジアの多様性にも焦点を当てる。
このリサイクルプラントは、おそるべき能力をそなえ、行政や市民を動かし、社会システムをも変えはじめた。究極の生ゴミ革命。
本書は1992年から1994年にかけて2回に分けて行なわれた、東京外国語大学語学研究所の主催による連続講演会「世界の言語」を出発点としている。一般の読者のための言語入門の手引となる参考書。サンスクリット語など古典語はもとより、主要な国語からアイヌ語・満洲語のような話者数の少ない言語も含めて、日本と関わりの深い23言語を収録した。