「日雇労働者の町」と呼ばれ、高度経済成長期に頻発した暴動で注目を集めた大阪のあいりん地区(釜ヶ崎)。現在は高齢化が進むなか、「福祉の町」として知られる。劣悪な住環境、生活保護受給者の増加、社会的孤立の広がり、身寄りのない最期など、このエリアが直面している課題は、全国の地域社会にとっても他人事ではない。本書は、貧困の地域集中とその対策を追った著者による現代のコミュニティ論である。
増加する訪日観光客、喧伝される中間層の増加、進出が続く日本のメーカーや飲食店…アジアの市場・消費が注目されてから久しいが、その重要性はますます高まってきている。中国、台湾、タイ、ベトナム、インドネシアなどアジア各国で長年調査してきた著者が、各地に進出した日本企業の成功と失敗の豊富な事例から、その成否を左右するアジア市場固有の論理を読みとく。日本企業の海外展開や訪日観光客誘致のポイントを知りたい人はもちろん、アジアの地理や文化に関心がある人も必読の一冊!
ツバメが池の底で越冬!?ツバメは本当に浮気者!?中華料理の「ツバメの巣」はツバメの巣じゃない!?モテるオスとつがったメスは一生懸命、子育てする!?赤ちゃん言葉でプロポーズ!?奄美大島で百年に一度の進化が観察されていた!?ツバメが低く飛ぶと雨が降る、というのは本当!?喉が赤いオスはけんかに強い!?伝書鳩ならぬ伝書ツバメがいた!?意外と短命!?第一線の研究者による最新ツバメ学。専門用語の解説付きで、生物に詳しくなくてもすらすら読める。要約付きの参考文献も掲載。おまけには、ツバメの迎え入れ方も収載!
家業を継いだらどん底をみた…!?借金を返済し、売上19倍・年商1億円を突破!と思ったら、除草剤を撒かれてメロン6600玉が全滅、周囲からの過干渉でうつに…苦闘の末に見えてきた、新しい景色。会社、家族、自身の回復の物語。
なぜいつまで経っても地方に「景気回復の温かい風」は届かないのか。長野県須坂市、同県王滝村、群馬県南牧村などの事例を通して、製造業、リゾート、建設業等、基盤産業の衰退後に地域が辿ってきた「衰退のプロセス」を詳細に検証。国の「規模の経済」に基づいた政策誘導が逆に危機を深刻化させている実態を明らかにする。
すべてのモノには旅のストーリーが詰まっている!オンリーワンの伝統雑貨から、現地の味や日用品まで愛おしくなる海外みやげを通して世界にふれよう。
月曜日から金曜日までがあっという間に過ぎてしまい、土・日も工夫もなく何となく過ごしてしまう人は多い。自分で創造できる唯一残された時間=週末を、いかに過ごしたらいいか。生き生きした週末は、平日にもゆとりと活気を生む。具体的実例満載で、眼からウロコの一冊。
いまだ根強い民族間の憎悪と、冷戦後の複雑なパワーバランスの中で、紛争地域の人びとは、生存すら脅かされている。NGO活動に従事してきた政治学者が、紛争後社会の国際協力のあり方を提唱する。「祈る平和」から「創り上げる平和」へ。紛争地域で私たちは何ができるのか。
世界最大規模の金融グループ誕生!その衝撃と知られざる再編劇を描く。平成16年度新聞協会賞「編集部門」受賞。
公務員試験で問われる重要事項が短期間で身につけられる!これ1冊で今日から学べるテキスト&演習書。効率よく、短期で学べる20日間プログラム。基本から応用まで、「過去問」による実戦学習。これから勉強を始める人も、追い込みをかける人も、合格へ直結する「20日間で学ぶ」シリーズ。
成功の秘訣は、“合わせ技”にあり。儲けを生み出す連携法、教えます。
「加速する金融再編の方向」と「競争優位に立つための条件」を徹底分析。キーワードは「消える金融」と「創る金融」。
都心の大規模再開発、かたや、地方市街地の空洞化。構造改革・規制緩和は、日本社会に何をもたらそうとしているのか。社会の動きや変化について建築という社会的な行為の視点から考え、この五年間につくられた政策や制度、社会の動き、身の回りで起きたことなどを振り返る。
「送り仮名をどうつけるか?」「どちらの漢字を使うのが正しいか?」読みやすく、わかりやすく、正確に書くために記者執筆マニュアルに充実の付録をつけた決定版。
どこでもできる、地域資源と市民のアイデアによるまちづくり。市民ライフスタイルを尊重し、地域固有資源を市民自らが発見・活用する地域再生の事例と方策を詳解。