なぜイタリアは精神病院を廃絶したのか?その背景にどのような考えがあったのか。精神病院から地域への移行で何が生じたか。地域精神保健サービスの現場でいま何が行なわれているのか。イタリア精神医療の歴史と現状を展望し、「人間」を中心にすえた地域での集合的な生のかたちを描く。
原発事故から四年目の福島。避難の疲弊、帰還への希望と絶望、賠償や除染の迷走が生活を繰り返し分断する中で、女性農業者たちが取り戻そうと挑み続けるのは、食と農がつなぐ信頼の関係だ。積み上げてきた地域の力と、新たな共感者・挑戦者の連携が拓いた手探りの三年間をふりかえり、その先を目指す人びとの声で3・11後の社会を照らす。
いまの「こうありたい」が、10年後「地元に必要とされる銀行」をつくる変革への長期ビジョンと重要施策・地域戦略。
「儲からない産業」と言われる農業。そこに追い討ちをかけるTPP。これに対抗するためには大規模集約化するしかないと思われているが、実は、小規模の兼業農家こそ生き残る可能性が高い。そう断言するのは、経済学者・金子勝と、食と農の政策アナリスト・武本俊彦。それぞれの専門を活かして、「儲かる産業」としての農業のあり方を提言する。そのカギとなるのは、農家が小規模の発電所を経営する“エネルギー兼業”というウルトラCである。すでに試みられつつある各地の事例を挙げながら、食料自給率の低下や地方の荒廃まで一気に解決する道筋を探る。農業関係者だけでなく、食やエネルギー問題に関心のあるすべての人に贈る必読の書!
標準→上級→最上級と3段階で、無理なくレベルアップ。短時間で取り組む120回のドリルが実力を高める!自学自習用としてもわかりやすい、詳しく丁寧な解答編。
『美味しんぼ』騒動で明るみに出た放射線被曝の影響に関する世論の分裂。この問題での対立が、原発をなくしたいという国民の合意をも分裂させる現状に危機感を抱いた科学者が、自然科学と社会科学の両面からこの問題を解明する。内部被曝は危ないと言われるが、人は「これは食べない」という判断ができるので、内部被曝だからこそ影響をコントロールできるのだ。低線量被曝の影響について、「分かっていない」と言われることが多いが、「分かっている」ことだってたくさんある。福島の食品は安全なのか、福島は人が住める場所なのかの論争は、本書を読んでからにしようではないか。
2040年「ふるさと生き残り」の条件とは?自治体トップ24人、有識者36人の提言!76の実践例&資料!
地元密着型こそ成功の近道!サービス設定、営業・人脈構築、SNS活用…仕事を獲得し続ける独立・起業ノウハウ。
資本主義の歴史を俯瞰し、著者はその歩みを、国民国家の膨張とその衝突と捉える。その中で、戦争や大恐慌などの歴史的転換期に起きる「非線形変化」と、経済循環による「波動」をつかむことで、危機的状況にある資本主義の病理を浮き彫りにする。税制や社会保障制度などの新たな枠組みは、今日のような歴史的転換期に更新されていく。そこに、これらの制度やルールの空白が生じ、「独占」が生まれる。「独占」に抗し、「失われた30年」とも言われる閉塞状況を打破するには、社会を変えていく原理として、制度やルールの「共有」が有効となる。個人の自由と平等を保障しつつ、新しい産業構造への転換を促す道を提示する。
ロングセラー「山川の一問一答」新課程対応で新登場。反復学習で重要用語を身につける!
なぜ倒産寸前だった日本一小さい航空会社が地方再生の原動力になるまでに復活したのか!?新社長の言葉がたった一機の飛行機のもと社員を一つにつなげていった!
PR(パブリックリレーションズ)の力で世の中を動かす!広報の仕掛け人。プロフェッショナルはここまでやる。9つのストーリー。
これからの過当競争時代を生き抜くための、サービス、仕組み、顧客開拓、人材戦略。
なぜ練習してもできないの?大人はなにをすればよい?悩みにあわせて選べる12種類の支援法!ひらがな・カタカナ・漢字・文章…苦手はなに?子どもにあった、学び方を見直すヒントが満載!
おいしいお茶をいれて、パクッとほおばると口のなかに広がる甘いあんこ。まんじゅうは、お茶請けに旅のおみやげに、みんなの顔がほころぶお菓子だ。まんじゅう屋に生まれ、あんこを炊き、餅を蒸す作業を子どもの頃から手伝ってきた著者が、全国各地のまんじゅうをカラー写真を添えて紹介する。
挨拶、掃除、電話の質向上に取り組んだだけで、スタッフ、施設、そしてお客様がピカピカ、ニコニコ輝き出した!お客様の声を集める、挨拶、掃除、電話を徹底する、新規のお客様をリピーターにするーすごい仕組みを大公開。
在宅医療を中心に活躍する気鋭の医師と、24人の医療介護の専門家が提示する、将来の日本社会。