カブトムシの生態には、まだまだわかっていないことが多い。本書では現時点で明らかになった最新の研究成果とともに、仮説の立て方、調査方法、分析の仕方を丁寧に再現。あなたも世界水準の自然観察者、研究者になれる!
世界各国、旅するように楽しめるのがワイン。ワインにまつわるアレコレをイラストとともにご紹介します。
ある都市のウィキペディア項目に高画質の写真や詳細な紹介文を加えたところ、観光収入が増加したーまちの活性化やオープンデータ推進の取り組みとして地域コミュニティや図書館、教育現場などから注目を集める「ウィキペディアタウン」。その魅力と活用の仕方をガイドする!
!で頻出テーマがひと目でわかる!500点以上の図表で理解が進む!正答率・選択率を掲載!問題の難易度を確認できる!充実の解説と類題演習機能で、過去11回10年分の国試内容をカバー!
日本のコメと農業はいま、市場開放を迫る内外からの風圧の下で、文字通り瀬戸際に立っている。コメの価格をどう見るか。輸入の自由化は何をもたらすか。農業への保護をどう改革するべきかー。世界の食糧事情から日本人の食生活や農村の変貌まで、今日のコメ・農業問題の構造を多角的に明らかにし、安易な自由化論に警鐘を鳴らす。
「日本人英語」は世界へのパスポート。その意外な表現力に着目し、英米人英語のもつ世界観を逆照射。「地域語」としての英語を発見し自分のものにするユニークな英語論。
系列、企業集団、官民協調、企業城下町など、日本的組織間関係を問いなおす原点を示す。現代経営学のキー・コンセプトを精細に解明。
57億が2050年には100億へ。世界人口の激増が深刻化する一方で、「産む自由」を叫ぶ声も強く聞かれる。そのなかで、世界一の人口、12億を抱える中国の一人っ子政策が成功したといわれるが、実情はどうなのか。農村から都市、国外へと向かう大量の人々の移動をどう見るか。経済政策や社会への影響は。現地調査に基づく意欲作。
ヨーロッパから「近代」が「移植」されたとき、その多様な歴史が始まった。様々な特徴をもつ各時代の諸相を「経済学」の視点から立体的に描く500年の動態。
社会から見ることば、ことばから見る社会。さまざまな言語の姿に焦点をあて、人間の言語能力が社会でどのように現われているか、その複雑な関係を明らかにする。
本書は30年以上にわたって統計学を教えている著者が、豊富な興味深い事例を引きながら、わかりやすく、面白く、ためになるということをモットーに書き下した基礎的な教科書であるが、同時に統計学を通じて読者に語りかけ、自分で考えることで科学的態度をも養うように配慮してある。
予測は即、戦略になる!実験やテスト、観測やデータ収集などの繰り返しから得られる、ヒット商品のつくり方と市場戦略の立て方を図解で説く。
インターネットをはじめとする情報通信革命、ヨーロッパ通貨統合、アメリカ経済の復活とアジア経済の苦悩など、わずか数年の間に世界経済の局面は大きく変わった。世界経済の現状と展望を豊富なデータで示し、わかりやすく解説した『世界経済図説』に、最近の変化に応じた大幅な改訂を施し、新しいデータを加えて、第二版とする。
冷戦終結にともなって大きく変質を始めたNATO。この史上最強の軍事同盟は欧州の新たな安全保障の枠組みを模索しつつ、ボスニアやコソボなど域外の紛争にも関与を始めている。新しいNATOはどこへ向かおうとしているのか?在欧二〇年の国際ジャーナリストが変貌するNATOの実像に鋭く迫る。
天気俚諺は全国各地にわたった場所にあり、その地域における地形や生活文化などによる独特なものや、全国的に共通しているものなどたくさん存在している。本書は、その中から登山者に役立つと思われるものを選び出し、編集と解説を加えて紹介したものである。
日本中世史の諸説に様々な疑問を提出した小論集。「平民の自由」「民衆の生活史」「東国と西国」「百姓」「海民」など、著者が現在も徹底して追及し、多くの成果をあげている、数多くの研究主題の原点が提示されている。常民文化研究所で著者に強い影響を与えた民俗学者、宮本常一に関する論考も収録。
衰退、空洞化が言われて久しい全国の商店街。今、そんな各地の商店街に明るい兆しが見え始めている。地域と一体化したイベントや「まちづくり会社」設立、SOHOとの連携、インターネットの活用など、新たな発想による再生に向けた多様な取り組みを丹念な取材でたどり、商店街復活の方向性を探る。
観光学の扱う多面的な領域を概観しつつ、現代観光が投げかけるさまざまな課題を探る。現代観光学の基礎を学ぶのに最適な、新時代のスタンダード・テキスト。観光に関わる実務担当者にも有用。
フランス北西部の町、ゲランド。伝統的手法を守って採られる天然塩は料理界で珍重されているが、乱開発の波に抗し、地域と産業を再興させた人々の起伏に満ちた営みが、その背景にある。生命多様性の宝庫である塩田からのメッセージは、食の安全性への重要な示唆と、地球規模の環境問題に地域の視点がつながる教訓に満ちている。