日本では、プロ農家に農地を集約し大規模化を図るには限度がある。それよりも、兼業農家・団塊就農などセミプロ農家が有機的に結びつき、新たな価値創造戦略に打って出ることこそが農業再生の引き金となる!-食の安全、地産地消、IT活用など最近のトレンドを活かした新しいビジネスモデルを提案。“世界で勝てる日本農業”構築のための処方箋を差し示した話題の書。
グローバル化する経済の中で、大きく変貌する地域経済の実態を示しながら、その最新局面を把握する地域経済学の到達点をわかりやすく解説。地域調査入門を加え、地域づくりに取り組む自治体職員、市民にも役立つ情報を提供。
ソ連崩壊から15年、かつての東欧共産圏の主要国のほとんどがEUに加盟し、名実ともには欧州は再統一された。域内市場統合、通貨統合、そして東方拡大によって創出された「ユーロ経済圏」は、独仏などを中軸に、北欧、南欧、東欧などの加盟国のほか、トルコ、西バルカン、ウクライナ、ロシアにまで影響を与える巨大な経済圏に成長した。人口は加盟国だけでも5億人弱を有し、周辺諸国を含めると8億人に達する。グローバリゼーションが驚異的なスピードで進展する21世紀にあって、リージョナリズムにひた走るEUの戦略に未来はあるのか、ユーロという壮大な実験は成功を収めるのかー拡大するユーロ経済圏の実力と問題点を検証する新しい欧州経済論。
全国の実践と、生態系、空間、都市・地域の視点からとく、これからの川づくり、課題と展望。
日本でも「郵政」の次には、「水道」の民営化が狙われている。世界では、一九九〇年代は「水道民営化」の一〇年であった。グローバル水道企業は、世界銀行などの国際金融機関に支援され、各国の政府や政治家と癒着し、巨大な利益をあげながら、世界の水道を手中に収めてきた。しかし、世界のほとんどの地域で、「水道民営化」は失敗した。その結果、水質悪化、料金高騰…、貧しい家庭が水道を利用できなくなったりしている。民営化反対運動は拡大し、かつての公営水道を改善した新たな公共水道が構築されてきている。本書は、市民・水道局員・研究者など水道に直接関わる現地の人々の手によって執筆された、世界17ヶ国の水道民営化の実態、新たな公共水道に向けた闘いをまとめたものである。
“町内会の底力”。分権の時代だからこそ、町内会は求められている。
水のように透明で、水に浸して扇ぐ美しいうちわ。復活の試みは、自分が岐阜に生まれた意味を探す旅へ。産業の空洞化や中心市街地の過疎高齢化、若者の流出に直面する典型的な地方都市・岐阜市。大都市からUターンした若者たちは、水うちわの復活プロジェクトをきっかけに、それまで実感の持てなかった『自分のまち』を再発見していく。やがてその活動は、長良川によって地域が繋がるという、流域再生のビジョンへと広がっていく。水うちわを育んだ長良川流域を舞台に繰り広げられる、現在進行形の物語。
茅葺き民家、蒸気機関車、宿場町、鳴き砂の浜辺、日本人の記憶から失われようとしている数々の生活文化遺産に光を当て、甦らせた物語。
第88〜93回(2002〜2007)過去6回すべての問題に詳しい解答・解説。
国際競争力を強化する人材マネジメント戦略。
共に生き、共に学ぶためのゆたかな支援を!「障害」のある子と共に地域の中で生き、地域の学校で共に学ぶ教育を実践してきた通園施設・ひまわり教室の親子たちの記録。
再発されながらもなかなか評価されない隠れた名盤から入手困難なウルトラ・レア盤まで、400枚以上を一挙掲載!あなたの知らない“幻の名盤”はまだまだある。これはプログレの“裏”名盤ガイドだ。あなたの“コレクター度”は?。
受注型製造業から、サービス産業へと変身をはかる、ギョーカイの仕組みと最新事情を完全解説。