高級食材からB級グルメ、農家レストランまで旅行者は何を望んでいるのか?どうしたら来てくれるのか?「食」を観光資源としたまちづくりのノウハウを提言する一冊。
大学と地域の関係はいかにあるべきか。初の公立大学である大阪医科大学の学長、佐多愛彦の大学論に着目し、公立大学理念の形成過程を解明。大学令の成立経緯を考察しつつ、各地での公立大学設立への動きを周到にたどり、近年急増した公立大学を根源から見つめ直す。
戦前の上海には、日本人の一大コミュニティがあった。彼らはいかにこの地に進出し、どのような日々を送っていたのか。上海を代表する中国人歴史学者が、日中双方の資料を駆使し、商業、工業、教育、建築、文化活動、日中間の交流などから、往時を立体的に浮かび上がらせていく。上海に滞在した人、滞在中の人、これから上海を訪れる人のためのエピソードが満載。当時を偲ばせる貴重な写真250点。略年表、新旧対照略地図付。
いま論議の的となっている空港、港湾、道路といった交通インフラの実態やガバナンス構造を明らかにし、課題を抽出して、効率的・効果的な整備・管理・運営のためのガバナンス・システムを構想する意欲作。第48回エコノミスト賞に輝いた前著『行政組織とガバナンスの経済学』に続き、特別会計や地方公社にもメスを入れ、新たなデータを発掘し、その経営実態に肉迫する。
大繁栄ビジネスの要諦とは?鈴木修流経営の凄い秘密。
「施工経験」記述の注意事項を要点整理。理解力を高めるために必要な基礎知識を分野別に掲載。
100種以上の生き物と12の恐竜、30のスティッチのイトコたちが登場。3〜6歳。
百年後、日本の人口は3分の1にー。「人口減少」は衰退につながるーとして、ほとんどの自治体計画はいまだに人口増を想定している。そうではなく、人口減少を前提条件として今後どのようなまちづくりを進めるべきかを、海外の具体的事例に学びつつ、考えていく。
日本の環境問題の縮図ともいわれる富士山。し尿対策にはバイオトイレ設置、ゴミ放置問題には清掃活動の実施など、NPOパワーによるユニークな富士山再生活動の全貌を紹介。
責任革命が始まった。この革命の結果、企業に求められるようになったのは、社会に貢献すること。製造・販売する商品、製造のプロセスやビジネスのやり方、環境保護の取り組みや地域社会との関わりを通じて、「社会をよくする」ために直接的に行動することが要求されはじめたのだー。ヤフーの最高ソリューション責任者を務めた著者が、今日から職場で使える実践ルールを徹底指南。
明治以来の近現代日本の学校教育の主流である「地元を捨てさせる教育」に対して、地下水脈のような「土地に根ざす学び」の系譜があった。「土の教育」「郷土教育」「デンマーク型教育」、江渡狄嶺、三澤勝衛らが求めたものを、「いま・ここを掘り下げる学び」として現代的に光を当てる。歴史と現代の実践を架橋し、自分が暮らす土地の価値を発見し、育てていく地域再生学としての「場の教育」の理念と可能性を示す。
「生まれ育った」土地で生き生きと暮らしたい!人が集まってくる故郷を取り戻した18の「地元」おこし。
デジタル情報データベースから、社会共通本としての知の貯蔵庫へ。人類の情報文化資源はいかに収集・蓄積され、整序・排列・公開されるべきか。デジタルアーカイブの誕生から15年、最前線で調査・分析し続けた著者が構築・公開・更新から著作権の処理法まで、全国多数の事例を渉猟し概説する。
新たなる都市社会形成への創造的試み。区民の誰もが幸福を感じられる「幸福実感都市」をめざす荒川区の取組みを紹介する。
困難に直面する農林水産業の現状を環境経済学の視点で解き明かす。