経済成長と生活の豊かさを問い直す。『デフレの正体』著者と、気鋭のコミュニティデザイナーによる珠玉の対談。
「三つ星レストラン」が3店「世界ベスト10レストラン」が2店ーいま、世界中が注目する街。観光資源のない街が、たった10年で変われた理由。新しい食の運動「ヌエバ・コッシーナ」とは?-。
世界史の要点をシンプルな図解で整理した参考書。事件の前後関係や対立構造をビジュアル的に理解。全ページフルカラー。一問一答形式の確認問題も掲載。巻末特集『絵画・彫刻カード』付き。
一度火を落とした蒸気機関車を再び走らせる状態に戻す「動態保存」。その復活はニュースになり、観光の目玉となる。だがそこには「マニア趣味」「郷愁」「客寄せパンダ」的動機だけでは決してなし得ない、数多くの男たちの崇高な使命感と仕事人生を懸けた奮闘があった。動態保存を成し遂げ今も格闘中の大井川・秩父・真岡の3社と、中核的存在の国鉄〜JRの事例から、その歴史と現状、今後の課題を、かかわった人々の熱い思いを織り込みつつ検証する。
孤立死や無縁社会という言葉が毎日口にされる現在の日本。今こそ人とのつながりを自らの手で築く必要が痛感されている。この時代の声に応え、全国で常時50以上のコミュニティづくりに携わる著者が初めて明かす、住民参加・思考型の手法と実際。「デザインしないデザイン」によって全員に参加してもらい結果を出すには?話の聴き方から服装にいたるまで、独自の理論を開陳する。ビジネスの場でも役立つ、真に実践的な書。
支店長の陰口、批判、愚痴を通して問題点を浮き彫りにしてドキュメンタリーに解説。未遭遇のトラブル・不祥事故を先に体験、そこを克服、優績店へ!部下との感動体験を伝えたい!支店長の人蕩し術とは?社長に好かれるにはどうしたらいいのか?融資を円満に断るには?接待を成功させるには?朝礼・全体会を、活気があって笑いがある会合にするには?歓送迎会・食事会・お祭り参加等イベントを楽しくする仕掛けとは?人手不足、事故・トラブル続出の現場。業績向上という責任。本音と建前の狭間で、あなたはどう生きるべきか?若き支店長・副支店長への応援歌。
近江に残る「日本の心」を柱に著者独特の歴史観の中から、いまこそ学びたい近江商人のビジネス哲学を追求。
新進気鋭の経営学者が豊富な取材に基づく企業事例と古今東西の蘊蓄で語り出すこれからのビジネスでの戦い方。
大都市の気ままな流行りや、公共事業、工場誘致に頼るのはもう終わりにしよう!それぞれの地域が持つ財を利用し、住民の創意を生かした活動をしない限り、経済的発展はない!かつてのベネチアのように、必要なものを自らの手で作り、近隣地域と共生的な交易を行えば、技術は高まり、雇用も生まれ、地域は自然と活性化する。アメリカで大規模再開発により街が「死んで」いく過程を観察したジェイコブズは、街や地域が生み出すダイナミズムに注目、経済が発展・衰退する鍵を、古今東西の無数の例から探り出した。地域が自立するための処方箋を描いた先駆的名著。
中世ヨーロッパの地図に琉球はどう描かれていたか。琉球を最初に知ったのはアラブの商人だった。大航海時代にスペインとポルトガルが琉球をめぐって競争した。-国際的な視点からの琉球・沖縄研究の集大成。
日本では、重い精神障害をもつ人々は精神科病院への長期入院を余儀なくされてきた。だが、患者の地域生活を支援するための、多職種チームによる訪問医療「ACT」(包括型地域生活支援プログラム)の導入は、希望をもたらす成果を上げはじめている。「病気が主人公」から「その人が主人公」へ。ACTの登場は今、地域から精神医療の概念を変えつつある。
気鋭の環境社会学者らによる画期的ガイドの誕生。自然災害、原発、リスク社会、エコロジーなど、3.11以後、われわれの生きる世界を根底から捉え直し、新たな一歩を踏み出すための刺激的な30冊。
人口減少と経済衰退がすすむ今、減り続ける「パイの奪いあい」が大きな問題になっている。駅前や商店街に人が来ない地域、若者がいなくなり限界集落と化した地域、市町村合併で弱まる地域ー。しかし、その一方で確実に成長しつづける地域もある。そうした「豊かな地域」は、いったい何がちがうのか?そこではどういうことが実践されているのか?本書は人口分析の手法から、北海道から沖縄県まで11の地域を検証し、シティ・マネジメントのあるべき姿を提唱する。日本全国の地域に、生きるための術を伝える一冊。
原発再稼働、不況下の大増税、オスプレイ強行配備、TPP参加、憲法改正…日本はなぜ、こんな国になってしまったのか?「戦後日本」最大の闇に迫る。