ソーシャルメディアの歴史や技術、課題を学び、一人ひとりがメディアへの関わり方を考え、人や社会とのつながりを再設計するー新たなメディアを使いこなし、新たなメディア環境を生きていくための教科書。
いま日本の魚食があぶない。漁獲量の大幅な落ち込み、食生活の激変、失われる海とのつながり…。現場に精通した研究者・行政・NPO関係者たちが、いま何がおこっているのか、これからどうすればいいのか、その本質に迫ってゆく。
権利を規定するシステムを探る。近代化の過程で、森林という空間の統治・利用をめぐって、人間と人間との関係はいかに調整・構築されたのか。ドイツ、中国、日本、仏領インドシナそれぞれの歴史的社会における統治権力の形態とそれに規定される諸権利の分配のあり方に着目。それらを相互に比較することにより、権利を支えるシステムが成立する歴史的・社会的プロセスを把捉する。
東日本大震災の年に始まった「全国コットンサミット」。農水省の統計にも載らない国内の棉栽培ですが、国産の棉で綿製品をつくりたいと考える人たちが毎年集まっています。本書は、この全国コットンサミットに集まった人たちの中から著者を得て、ワタの植物としての特徴、利用の歴史、ワタ栽培の復活の動きと具体的な栽培法、収穫後の綿繰りから綿布を織る過程、最後に布団ワタの再生をまとめました。
巨大企業は世界を支配しうるか?移民問題はコントロールできるか?中国は世界の主導権を握れるか?最高峰の知性が読み解く世界情勢の現在と未来。
作業療法士・先生・保護者とチームで「子どもに届けたい教育」を話し合い、協働することで、子どもたちが元気になり、教室、学校が変わる!先生が自信をもって教育ができれば、障害の有無にかかわらず、子どもたちは必ず元気に育つ。先進的な沖縄県の取り組みを紹介!
SDGsは「理解する」から「行動に移す」時代へ!どのようにして企業の戦略に落とし込み、どのようにして「健全な価値創造」を実現するか。
「知りつくした案内人」がそれぞれの「こだわり」に基づいて、新たな/別様なまちの歩き方を提案。「何もない…ことはない」静岡が、今までと違って見えてくる。
歴史・対照言語学の観点から危機方言を記述する甑島方言の初めての文法書。
学術的と言うより学際的、物件よりも空間の物語を描き、建物だけでなく、それと都市との間を紡ぐことに力を注いで建築と向き合ってきたー建築史の、つねに新しい世界を切り拓いてきた陣内秀信、最後の講義録。
単なる自然の保全ではなく、人間の生きた生活の上に成り立つ自然保護を目指すユネスコエコパーク。その制度的特徴とさまざまな現場の実践から、持続可能な未来に向かう社会転換プロセスのあり方を考える。