本書では、シラスの地形学的側面を中心とし、また、シラスの地形学的な問題と密接不可分な関係にある地質学的・火山学的側面ならびにシラスと人間生活とのかかわりなども含めたシラス像を描くことを執筆目的とした。
「目黒学」の講義内容のダイジェスト。「目黒学」の講義は二時間である。それを数ページという限られたスペースに収めねばならないため、講義の一部あるいはエッセンスに限らざるを得なかった。講義の面白さは、横道にそれたり、受講者の問題提起に答えたりする中から生まれてくることも少なくない。ここでは講義録を求めるのではなく、目黒という地域に関して一冊の本にまとめることを主題にした。また、講義の雰囲気を伝えるために、通常行う文体の統一をあえてとらなかった。
1980年、東京湾の埋立地に誕生した新興のまち・秋津(千葉県習志野市)。地縁・血縁的つながりのうすかったまちで、小学校を舞台にした住民たちのさまざまな活動がくり広げられている。乾いた土ぼこりが舞っていた校庭には、畑、田んぼ、小川、果樹園、ビオトープ、手掘りの井戸がぞくぞくと出現。校舎内には地域のだれでもが使えるコミュニティルームがあり、オジサン・オバサン・お年よりらが年がら年中、学校に出入りして、自分の楽しみやサークル活動にいそしむ。学校の授業や行事にもすすんで交ざり、それらを教師や子どもと協働で創りあげる。活動の中心を担ってきたのはお父さんたち。住むところが「寝に帰る場所」から「暮らす地域」になった。
情報通信技術の発達は著しく、ともすればそれそのものに翻弄され、それが教育・学習あるいはコミュニケーションに果たす役割が忘れられてしまう危険性がある。本書は、社会教育などの生涯学習支援に携わる方々がそのような事態に陥らず、手軽に情報通信技術を活用できるように、理論と実践の融合を図り、可能な限り具体的にわかりやすくアイディアやノウハウを示すように努めている。第1章と第2章は「理論編」で、生涯学習eソサエティ及びインターネット活用の教育・学習の可能性と課題を概観している。第3章、第4章、第5章は「技術編」で、生涯学習支援にインターネット等を導入する際のポイントなどを取り上げている。さらに、「実践事例編」やQ&Aを通して、具体的に理解を深めることができるようにしている。
21世紀のグッド・カンパニーとは何か。既存の枠組みを超えて、チャレンジングな状況が21世紀型企業をつくる。
本書は、知的障害、広汎性発達障害・自閉症、特異的言語障害などのさまざまな要因によって言語発達の遅れた症例に対する訓練経過をまとめたものである。
転換期の集合住宅を9つのテーマから読む。供給主導からユーザの意向重視へと、集合住宅のつくり方が大きく変わろうとしている。いま、集合住宅のデザインにはなにが求められているのか。環境共生、街とのかかわり、既存ストックの再生、多様な居住者への対応といった9つのテーマを軸に、これからの集合住宅のつくり方と使い方を浮き彫りにする最新事例集。
身近な食材をめぐるドラマをいきいき描き日本ー沖縄ーアジア太平洋を結ぶ歴史と構造に迫る。
樹形づくりの考え方と、整枝せん定の判断、切り方の実際を、詳細精緻な図とともにガイドする1冊。
既刊『日本語ーフィリピン語両用会話集』(出会い・プロポーズ編)の続編。日本人用とフィリピン人用の2部作が1冊になっています。日本に住むフィリピン人が日本語会話を実践的に学べます。結婚から来日までの手続き、そして日本での生活がストーリーをもって展開されていきます。