「地域の人々」が自らの仕方で世界を作り変えるために。観光学にアクターネットワーク理論(ANT)を用いた分析を導入する最新テキストブック。
歴史、文化、環境、素材、つながり、暮らし、産業、ひと、学び、そなえ。これからの日本社会を考える、地域デザイン科学の最前線。
地域で働き、暮らす人々の生活改善にとって何が必要か!「結束を強める」、「力を高める」、そして「社会を変える」という一筋の道を提起する。「静かな革命」を続ける7つの地域協議会の調査から見えてきたもの。
自然・人間・技術が共生するやさしい未来のために社会と科学技術はどうあるべきか。IoT、ロボット、AI、ビッグデータ…進化を続ける科学技術は、人びとがともに生きる幸福をもたらしてくれるのか。過疎化や限界集落化が進む現在、効率性や生産性の最大化のためだけでなく、人びとのつながりを強め、生きる価値を高め、深い満足感をもたらすものとして、科学技術を再設計すべきときがきている。日々の生活を営む地域社会の視点から科学技術を考える、シリーズ第五弾。Society5.0への提言。
農家の高齢化、海外産農産物の輸入、食の安全・安心など、農業を取り巻く環境は厳しさを増している。また、農業が営まれる農村でも、過疎化、高齢化など限界集落の問題は深刻である。その中でも、いきいきとした農の取り組みも少なくない。農業は、食料、生命、環境といった様々な領域に広がる総合的な産業である。経済、政策、歴史、経営、農村社会などの複眼的な視点から、多様な側面を持った農業を立体的に浮かび上がらせる。12章から、栃木県農業のこれからを考える。
あらゆる地域経済政策の悩みに答える、ビッグデータを活用した新手法。企業城下町、観光都市、県庁所在地など7地域の豊富な実例を生産・分配・支出の3つの面から客観的に分析。エビデンスに基づく政策立案(EBPM=Evidence-Based Policy Making)の手法を紹介する。
社会変革をめざし地域共生社会を実現するためにはソーシャルワークが不可欠である。なぜならば、ソーシャルワーカーは「社会変革」によって明確に定義づけられている唯一の専門職であるからだ。地域共生社会の実現のためには、希薄化した社会的連帯という「障壁」を乗り越えていかなければならない。これは制度・政策からは改善し難い「障壁」であるがゆえに、ソーシャルワークの実践が希求されている領域である。これからのソーシャルワーカーには、実践領域において制度・政策をどのように運用していくべきか、その姿勢と創造力が問われてくる。その実践の堆積によって、制度・政策の再生産・再創造を促す提言力も求められるだろう。ソーシャルワーカーの国家資格の一本化への政策提言。