本書は血液疾患とその合併症などに関する臨床問題を写真(画像)化し、答を簡潔に解説した自己テスト用Q&Aである。重要な用語には英語を併記し、薬剤には一般名の後に商品名をカッコ書きした。写真の多くは著者がこれまで医学部5,6年生の臨床講義で使用してきた教材で、いずれも典型的な病態である。
大陸移動説からプレート・テクトニクスへ。地質学か地球科学か?「地球科学革命」を中心に、地球をめぐるサイエンスの近現代史を、アイデアの変遷をたどりながらいきいきと描く。
本書は、発展の著しい「地震発生物理学」を、従来の地震学的基礎を土台として、専門課程の学生、大学院生および一般の地震研究者、それに地震学に関心をもつ他分野の研究者を対象に、統一的かつ体系的にわかりやすく解説することを目的として書かれたものである。
本書は沈み込みプレート境界周辺の物理的・化学的変化と、それに支配された地震発生現象に果たしている水の重要な役割を解説し、新しい地震発生論、さらに新しい地球観を敷衍することを目的としている。
地形図や立体地形分類図を読図していると、新たな問題が浮かび、それの解答を考えていると、さらに次から次へと新たな問題が浮かんできます。実際の現地調査でも同様で、地形図を読図していると色々な問題が浮かんできます。本書では、23事例の地形解析事例を示して、数問づつの読図問題を用意しました。
「近現代天皇制=意図的に制作された“創造物”」とする視点から、その裏史、外史、野史にも視野を広げ、“民主主義国家日本”における、天皇・天皇制存在改革の途を探る。「靖国参拝」を基底にした政治心理史的研究の書。
川は誰のものか。川とそれを取り巻く住民に正面から向き合ってきた執筆陣が、先人の知恵をふまえながら、「脱ダム」思想の意義を論じ、コモンズによる川の共有を説く。人と川との新しい付き合い方の提言。
本書では21例の血液疾患で診断に至る過程を示しながら、治療についてもなるべく具体的な記述に努めている。
本書では、膠原病・リウマチ性疾患が疑われたとき、どのような鑑別疾患を考え病歴をとるべきか、理学所見で留意すべき点は何か、どのように検査を進めるべきか、選択すべき適切な治療法は何か、予測される治療効果と治療に伴うリスクは何か、予測される経過と予後は、などを病態の変化に応じて学習することができます。