薬理学的メカニズムをやさしく解説。最新の知識で、的をしぼった処方をするために一読。
東京を襲ったマグニチュード7.9の大地震。都市機能は完全に麻痺し極限状態に陥った人々が街にあふれ……。崩れ落ちるマンションや地下鉄からの脱出など、手に汗握るシーンの連続!
本書は、1995年1月17日午前5時46分に発生した兵庫県南部地震の2カ月後、1995年3月18日に京都大学防災研究所大会議室で開催された日本地形学連合の特別例会で発表された論文を中心に構成されている。本書の特徴は執筆者のほとんどが震災の被害者であるということである。現地で身をもって体験したこと、そして現地にいることがその後の調査・研究への鋭い切り込みを与えていることが本書の随所に見受けられる。
新規開業に関する情報を数多く盛り込み、開業から経営までを網羅した「診療所開業・経営の百貨本」。
ローマ書の読みを転倒させる。メシアの論理と伝統に連なることで、新たな“神の民族”という普遍的な共同性の創始を目指したパウロ。信仰と法、召命と排除、精神性と世俗性…ユダヤ教の救済と解放のヴィジョンを参照枠として、プロテスタント的な解釈の礎石を突き崩していく。描き直されたパウロ像を起点として立ち上がる精神の系譜、ニーチェ、カール・シュミット、カール・バルト、フロイト、ベンヤミンー世俗化と啓蒙の「近代」という図式に穴をうがつ、一つの知の気圏と、知られざる思想史の風景。