哲人政治家・李登輝総統が実践した危機克服の魂の記録。
日本は地震国である。いつか、大規模な地震がある。そのときに役立ってこその対策である。役立つ話でなければ、阪神淡路大震災の犠牲が活かされない。そのためには、経験者が冷静に経験を語る必要があると思う。私がすべて正しいと主張はできないにしても、私の感覚と違いすぎる。経験者の発言があまりにも少ない現状では、多くの発言の中に、貴重な経験が埋没するという危機感がある。そのような思いから本書を記した。記憶のどこかにでも残り、いつか役に立てば幸いである。
『ケス』『レイニング・ストーンズ』『レディバード・レディバード』…人々への厳しさとあたたかさをもったリアルなまなざし。映画のアクティヴィストの全証言。
一九九五年の阪神・淡路大震災は、設計基準の想定を大きく上回る地震であった。そんななかで、実際には、どんな建物がどう壊れたのか。そして、同じ規模の地震でも大きな被害を受けないようにするには、どこをどう補強すればいいのか。ピロティ補強から地盤改良まで、実際に被災マンションの復旧・耐震補強に力を尽くした著者たちが、その具体的なやり方をイラスト入りで解説する。
“こんなはずじゃなかった!”ではすまされない。大切なマイホームが危ない!知ってて知らぬふりをする専門家と、法律までもが業者優先だ。今こそ建築Gメンが我々を救う。正義の味方の登場で、住まいの革命が始まる。
本書の特徴は、MRIとCTにこだわらず、すべての画像診断手法を対象としています。むしろ従来からの単純撮影に重きをおいています。胸部(呼吸器)は設問症例と参考症例全72例(全体の35%)すべてが胸部単純X線写真を基本としています。骨格系もすべて単純X線写真に基づいています。一方、中枢神経系ではCTとMRIが中心になっています。また、核医学は形態と機能をむすぶ画像診断上、特異な地位にありますので、臨床上最大の適応となるシンチグラフィ症例をまとめて呈示しております。また、最初に10個の設問をおいていることも特徴といえます。
“人生”という視点で“1歳児”をみつめ、ゆっくり、じっくり、ていねいに組み立てられた“1歳児の保育実践”。
地震学は地震とそれに関連する現象を研究する学問であるが、大別して、地震の発生に関連する問題と、地震波とそれによる地球内部構造探求の問題を扱っている。前者の研究には後者の知識が不可欠であるし、さらにこれらの基礎として、地震動の測定や弾性の理論などがある。本書は以上の比較的狭い意味での地震学について、基礎的な知識を記述したものである。地震学を学ぼうとする学生諸君の入門書となることを目的としているが、地震学に隣接する分野の研究者の方々、あるいは企業や官庁で地震に関連する業務に携わっている方々などにも参考になる。
本書は、文章を読みながら英単語のイメージが浮かぶように工夫がこらされています。見開きごとの読みきりにし、無駄な文章をいっさい省き、テンポよくリズミカルに読み進められるようにしました。
兵庫県南部地震以降、鳥取県西部地震、芸予地震、あるいは三宅島の噴火など相次ぐなか、前地震予知連絡会長の著者が迫りくる東海地震も見据えて明快に解説。
本書は高次神経機能障害に関して、現場で活躍する第一線の研究者が、現時点での最先端の考え方やリハビリテーションの手法をコンパクトにまとめたものである。
本書は、建築基準法令の規定の趣旨や関連技術を解説した実務者向けの手引き書。本告示制定の主旨、位置付けを説明し、関連法令や告示も含めて逐条的に解説している。あわせて本構造による小規模住宅を対象として計算例を掲載し、理解を深められるようにした。また、適用されるべき防火関係規定を盛り込むことによって建築物の確認検査において混乱を生じないよう配慮している。