ネズミやカラスが騒ぎ、メダカは整列する。空は不気味に光り、電気製品が誤動作をきたす。地震の前のこれら不思議な現象はなぜ起きるのか。岩石破壊に伴い、発生する地震電磁波が原因とし、その発生メカニズム「断層の電磁気モデル」を提唱する。また、電磁波伝播のしくみ「地球導波回路」や、前兆現象が起こりやすい日本、ギリシャの共通点は何か等、斬新かつ大胆な仮説と実験により、新たな地震予測への道を切り拓く。
鉄道技術者と土・水との闘いの物語。降雨・雪・地下水・地震・特殊な地盤など、わが国の厳しい自然を克服して、いかに鉄路を造ってきたか、またその安全を守ってきたか。鉄道技術者の苦闘を克明に記した感動の物語。
日本を震撼させた金融破綻、少年犯罪、薬害エイズ、沖縄問題、宗教事件に通底するものは何か。閉塞するシステム社会の悪循環の構造を解明し、個人の価値を創出する生き方を提唱する、感動とユーモア溢れる論集。
糸魚川静岡構造線で西日本と東日本が合体したのは四千年前だ。この時、三内丸山は壊滅し、温暖な気候も終わった。この衝撃から耐震技術も発達している。地名や文化の伝播で列島合体を検証し倭国の博多を復元。
「患者さんと医者という関係の改善なくしては、医療の進歩はない。そのためには医療の情報をどう発信し、それを患者さん、あるいは医学に興味のない若者にまで、関心を向けさせるかは重要なところだった」(あとがき)。退院時花束もらえる有名人。じゃあ、無名のひとはどうなんだ!ビタミン・マニア急増中、けど、本当に必要なものか?等々、「週刊プレイボーイ」連載の言いたい放題エッセイ集。
自分の言動は、自分の頭で考えたとおり反応していると思ったら、じつはそうではない。「無意識」という自分でも気づかない心の働きによって日常の多くの意思決定が左右されているのだ。さらには、新しいアイデアが浮かんだり、「第六感」を働かせたり、生命力を高めたり…。認知科学が、知られざる心の機能「無意識」の正体に迫る。
本書は、地球の姿を立体的に理解するため、地学・生物など多分野における諸現象をできるだけ関連づけて紹介し、地球環境の成り立ちを紹介したうえで、現在進行している環境破壊の様子を記してあります。そのため、環境問題の現状と深刻さを正確につかむことができます。
自分の考えや行動に何の価値も無いように思えるとき、自分よりも他者のほうがよほどまぶしく見えるとき-。自らを責めさいなむより、ずっと良い方法があります。自己不信につながる行動を指摘し、健全な自尊心を取り戻す10のアドバイス。
エリザベス・キューブラー=ロス、ノーマン・カズンズ、ラム・ダス、シャクティ・ガーウェイン、ロロ・メイ、ジェラルド・ジャンポルスキー、ディーパック・チョプラ等、「癒し」の第一線で活躍する37名が、生命、愛、健康の本質を語る。珠玉のヒーリング・バイブル。
鬱病、不安神経症、拒食、過食、依存症…。自分の居場所を捜し、自分自身とのつきあい方を考えるコミックエッセイ。
かじをおこさないようにするには?じしんがきたら?まるちゃんといっしょにかじとじしんにそなえよう。
1995年の阪神・淡路大震災は、日本の建築家全体に、巨大都市の諸問題を横断的にとらえて、すべてに関わる一部としての建築(もちろんマンションも含む)を再考させた。新しく広い視野でのマンションの問題点を加え、より充実したものとした新版。
「本音や感情を口に出すと世の中が迷惑すると考え、主張や素直な感情を押し殺し、同時に親の期待に沿うべく従順すぎるほど『いい子』」、これが、A・C(アダルト・チルドレン)である。「自分は生まれてこなければ、よかった」と悩み苦しむ。…だが、待って欲しい。自分がA・Cと気ついたらもはや家庭に居場所がなくてもいい。そう思って歩き始めよう。一人一人が自分の中にある自尊心の紡ぐ力を頼りにして。
ユニークな研究の裏には、個性豊かでオモロイ学者あり。自然や生活のなかの不思議を真剣に科学する。学問ってこんなに楽しい、って知ってました。