古代ギリシア・ローマの民は地震を通じて神々の意図を読み取った。海神ポセイドンが引き起こす地震は、いわば神と人とのコミュニケーションの手段であった。前4世紀から後4世紀にいたる膨大な古典文献を判読し、神話的な説明から哲学者・科学者が脱神話的な原因の探究に至る記録をたどる。
本書は、2005年3月20日に発生した「福岡県西方沖地震」で、福岡県北九州市小倉に駐屯する第40普通科連隊が行った災害派遣活動を記録した電子書籍『地震発生!40連隊玄海島へ出動』を増補・再編集したものです。
過去の震災から読み取り、将来の防災に活かす。自然災害の「温故知新」。
本書では、最新の知見と情報をもとに、今現在、日本列島とその周辺がどのような地震の危険にさらされているか、明らかにしていく。
本書では、「地震に関する地域危険度測定調査報告書(第6回)」(東京都都市整備局/2008年2月発行)のなかで、地域危険度が5段階中4・5にあたる地域を「危険度の高い地域」とし、東京23区と多摩地域の建物倒壊危険度、火災危険度の高い地域を色・パターン別にマップで示しています。
1855年、100万都市江戸を襲った安政大地震。甚大な被害状況に人々はどう対応したか。幕府の御救いや民間救済事業の実態、かわら版や鯰絵から復興を願う被災者の心性を探る。災害社会史の名著に、最新の研究成果を増補。
本震遭遇から避難所生活、片付け、ボランティア、書類申請、両親移住などを体験のままに記録した、地震国日本住民必読の書。2016年10月追記版。
地震はどうして起こるの?軟弱地盤に家を建てるとき、基礎はどうする?「壁倍率」ってなに?木造住宅の耐震診断のポイントは?屋根と床の補強はどうすればいい?今さら聞けない構造設計の基本。設計者や建築学生の色んな疑問に答えます。
野原しんのすけ5歳!留守番をすることになったたいくつな昼下がり突然の大地震がしんのすけを襲う!その時、しんちゃんはー!?どんな行動をとればいいの?どう準備すればいいのかな?大人も子供もみんな一緒に、マンガとイラスト解説で、防災を知ろう!
「院長室だより」はどれも興味深いものですが、なかでも平成28年4月の熊本大地震に関しては、病院の状況や活動、被災者の方々への気配りなど、今読んでも緊迫感が伝わってきます。
自然災害のメカニズムと歴史がよくわかる!
台風や大雪、地震に見舞われながらも、日本の鉄道は世界に冠たる安全性と定時性を誇ってきました。明治の初めから脈々と続く日本の鉄道防災について、第一線で活躍してきた実務技術者が解説します。
地球物理学者がていねいに語るくり返しおそってくる「地震発生のしくみ」。
「首都直下型4年以内70%」「東海地震30年以内88%」えっ?!嘘だったの?確率の専門家が緊急検証する。