地震はどうしておこるの?今までにどんな地震があったの?防災ってどんなこと?父が死んだ理由にすこしでも近づくために、地震や津波のことをもっと知りたいー。小学校高学年から。
われわれは、もはや脱構築ではなく、建設をこそ語らねばならないー。あらゆるものが瓦解したこの20年間に、思想家・柄谷行人は、はたして何を考え、語ってきたか。本書は、その崩壊が誰の眼にも明らかとなった1995年以降の講演を著者みずから精選した、待望の講演集である。近代文学の使命とその盛衰を反照的に論じた「近代文学の終り」、日本にいつしか根づいた特異な民主主義観を、近代における個人化という根源から再考する「日本人はなぜデモをしないのか」など、計11本の講演を収録。その言葉には、いま最も必要とされる強靭な思想が確かに宿っている。学芸文庫オリジナル。
安倍内閣官房参与が緊急提言!恐れずに、「巨大地震によってこの国が如何にして潰れ得るのか」をイメージせよ!そのために必要な、我が国の「危機管理=強靱化」における最高峰・最先端の情報がここにある。
十七世紀、チリの首都サンチャゴで引き裂かれたままそれぞれ最後の時をむかえようとしていた男女がいた…絶後の名品「チリの地震」他、天災/人災を背景にした完璧な文体と構成による鏤骨の作品群、復活。
流星や活断層の上に寝て。読売新聞西部本社版の連載を加筆して収録。
地震と津波、防災について、これまでの成果を第一線の研究者たちが総合的にまとめた。
史料に古くから、少なからず示されていた地震時の「地ヨリ火出ツ」は、「地より火出る」であり、地下ガスの噴出であった。1964年、液状化現象が生じた新潟市にも、1923年、大火となった東京下町にも、日本を代表するような、ガス田が地下に潜んでおり、その地下ガスが原因であった。パラダイムシフトの類似事例として、検証を本書に記す。特に、関東大震災では、避難場所である被服廠跡地(現在の東京都墨田区)で、一度に約3万6千人がなくなる悲劇が発生した。関東大震災時の大火の悲劇を、二度と起こさないことが喫緊の課題であるが、現在ある避難場所は必ずしも安全性が確保されていない。本書をたたき台として、議論を進め、同じ過ちを起こさないためにも、先ず御一読願いたい。
地震学者は、目に見えない「地下」の動きを研究するのに対して、測量学の権威である著者は、人工衛星で測定した「地表の動きを記録した数値データ」を根拠とする、独自の地震予測法を開発した。そして、メルマガ発行を開始した2013年以来、伊予灘地震、伊豆大島沖地震、飛騨地方群発地震など震度5以上の地震を確実に“予測”し、警告を発してきた。画期的な地震予測のメカニズムが、本書で余すところなく明かされる!
我々はどのようにして地震と向き合い、身を守るのかー。イラストやグラフ、写真を多用し、過去に北海道を襲った地震と津波を中心に日本、世界の事例や発生のメカニズム、防災対策、道内の活断層やハザードマップなどについて紹介する。12人の北海道の地震・津波研究の第一人者たちによる執筆。
なぜ大地震が起きないとされた場所に巨大地震が起きているのか。少し怖い、でも面白い!地震&地球の話とっておき60話!
キャンペーン報道(2016年1月〜2017年11月)を書籍化!!大震法に基づく予知前提の体制見直しへー国を動かした長期連載。大震法の歴史、巨大地震の教訓、防災訓練の意義、8都県157市町アンケート他、客観データを積み重ね徹底検証。日本災害情報学会2017年「廣井賞」本社地震報道受賞。