大災害に見舞われたとき、大地震が予知されたときの人間の意識と行動を、三陸大津波、関東大震災、チリ地震津波、東海地震説など多くの実例をもとに詳細に分析。来るべき大事に備える災害心理研究の決定版。
大地を揺さぶる地震の謎に挑み、地震の速さ、震源の位置を探り続けた18世紀以降の科学者たち。大地震襲来説に怯え、デマに躍らされる市井の人びと。科学としての地震学成立までの紆余曲折の歴史をふり返る。
地球内部研究の新しい武器「海底地震計」をめぐって、強烈な個性の科学者たちがぶつかり合い、せめぎ合うー“科学の現場”の知られざる競争・反目・牽制・剽窃・陰謀…。世界をリードする日本の地震学・最先端研究者がはじめて明かす「地震」と「科学者」たちのドキュメント!
明らかな危険から回避するはじめての予知法則。
本書では、天変地異を単なる自然災害としてだけでなく、私たちが引き起こす環境破壊の問題や、世界の破滅をひそかに望む人間心理にまで分け入って解説する。ムードに流されがちな、ほかの「世紀末本」とは一線を画し、人類の歴史と天変地異とのかかわりや予知活動の最前線といったテーマにも、あくまでも科学的に迫って行く。
本書は、避難地・避難路・都市防火区画の整備を中心としたいわば都市レベルの防災対策に加え、新しい施策を取り込んで、地区レベルの防災対策を進める上での基本的な考え方を示すとともに、対策の前提となる災害危険度の判定手法や実際の計画に当たって必要とされる指針をその具体事例と共に、わかりやすく解説したものです。また、関係制度・法令及び都市防災に関するQ&Aは、都市防災施策適用のための資料としても活用が期待できるものです。
災害の予防、交通の安全の確保から産業の興隆、国民生活の利便の向上等に至るまでの気象庁に係わる行政分野を収録した法令集。
欧米先進諸国に肩を並べて遜色のない日本の医療が災害医療体制についてはいまだ発展途上にあり、国際的な場で議論をする時一言も発する言葉もないことが腹立たしい。数ある医療の体制の中で災害医療体制こそは個人の努力ではいかんとも解決の術はなく国をあげての取り組みが求められるところである。