享保の改革を推進した徳川幕府八代将軍吉宗。紀州藩主時代の農政や人材登用、宝永大地震からの復興などを明らかにし、将軍としての施政に与えた影響を探る。従来の明君伝説から解き放ち、若き日の将軍前史を描く初の書。
自然豊かな川口町は、観測史上初の震度7にゆさぶられた。いのち、わが家、思い出、おだやかな日々…たくさんのものを地震はうばっていった。しかし、地震は人間の強さとあたたかさ、決して消えないきずなを教えてくれた。
危機は刻々迫っている!世界各地で頻発する大地震は何の予兆なのか?クリーンエネルギーとして推進されている原発は本当に安全か?「原発震災」がもたらす日本壊滅の危機に警告を発する。
免震建物や超高層建物のような長周期建物に対する地震時の過大な応答変位を、建物周期と同調させる同調粘性マスダンパー、減衰性能をパッシブに可変できる性能可変オイルダンパーや連結機構摩擦ダンパー等の各種ダンパーを用いて制御する「変位制御設計」を詳細に解説。
アチェに壊滅的な被害を与え、一方で紛争終結の契機ともなった津波。災害と内戦、二つの復興の過程を明らかにする。
使いながらできる揺れ対策、確実な天井の落下対策、効果的な節電対策、住宅地の液状化対策。防災に役立つ技術の基礎と潮流を知る。
実際の先進的な学校の事例に基づき、マニュアルだけに頼らない、効果的なリスクマネジメントのポイントを解説!東日本大震災での学校対応の記録と地震対応マニュアルも付録!
科学者はなぜ簡単に国策になびいてしまうのか?最前線の科学者とは孤独なものだー御用学者は原子力ムラだけにいるのではない。地震学を中心に、科学と科学者のあり方を問う。
イルミナティが自ら語る、その驚愕の正体とは…。
舞台は幕末の江戸。商家の箱入り娘、おようは、安政大地震で行方がわからなくなった父母や祖母、そして座敷牢に入っていた叔父の消息を探す。混乱に乗じて泥棒や人さらいが跋扈するなか、人の情けに支えられたおようは、お家の再建を目指し立ち上がるー竹問屋手代、鰯売り、飛脚人、船頭、こそ泥ら、震災と復興下の江戸に織りなす町人たちの人間模様を、味わい深い筆致で描いた心に沁みる時代小説。