地震が起きる可能性は、モシモではなく、イツモある。だから、特別なことをするのではなく、イツモの生活のなかで地震に備えていたい。阪神・淡路大震災の経験を経て明らかになった、本当に備えておくべきこととは?体験者の知恵と工夫を集めた、新しい防災マニュアル。基本備品一覧なども収録。
地震の最大の被害地である愛知県半田市。その犠牲者の八割は中島飛行機半田製作所に居た人たちだったー。地震に散った動員学徒。罹災状況の検証と復興。70余年を経て集まった被災の現場を知る300余の証言を初公開!
年表形式で歴史の流れがつかめる。起こった現象のメカニズムがわかる。本書では、地震の記録が残っている5世紀から現代までの地震・津波・噴火の歴史をできる範囲において、科学的な目をもって見つめなおします。
世界一安全に造られていると言われていた橋はなぜ倒壊したのか?なぜ専門家も大被害を見抜けなかったのか?兵庫県南部地震以降、橋は安全になったのか?耐震技術の開発の歩み。
「天災は忘れた頃にやって来る」の名言で有名な寺田寅彦の、地震と津浪に関連する文章を集めた。地震国難の地にあって真の国防とは何かを訴える色あせぬ警告の書。寺田寅彦が漱石門下の友人小宮豊隆に送った「震災絵はがき」のカラー図版十葉を収める。
日本は1100年ぶりの地震・火山活動期に入った。この列島にいる限り、大地震が避けられないのは常識なのだ。では、それをいかに早く、正確に予測するか。東日本大震災は想定外であったとされるが、はたしてそうか。予知研究の専門家である著者はその見解に反対であり、研究体制の不備が招いた惨事であるとした。地震の予知はどこまで進み、あとどれほどの時間で達成されるのか。科学的なアプローチに加え、動物、地下水、電気関係にまつわる前兆現象についても徹底検証。日本人が地震を恐れなくなる日は近い!
新耐震基準を満たした多くの住宅が熊本地震で倒壊ーハウスメーカーの「耐震住宅」はアテにならない!?論理・計算・分析に裏付けられた、潰れない家を建てる“左脳型設計”とは。これから家を新築する人必読!
1995年1月17日、兵庫県南部を襲ったM7.3のGEQ(大地震)。阪神淡路大震災と呼ばれた震災から13年ー日系ジャーナリストのジョージ松永は、行方不明の友人のメールに導かれ神戸に降り立った。待っていたのは謎の女CHISATO。震災に関わる重要人物たちに取材を始めた松永は、やがて恐るべき真実に直面する…。9.11に連なる世界のテロ、大災害の裏に潜む巨大な陰謀とは?各紙誌で絶賛された問題作、文庫解禁。
住まいの購入もリフォームも、戸建てもマンションも、これからは災害対策が決め手!
東日本大震災以降も日本各地に大きな地震が頻発している。しかも、熊本、大阪北部、北海道東部など、発生地はランダムだ。しかし、政府や地震学者は「南海トラフ」「首都直下」など特定の地震だけを対象にして「●年以内の発生確率は●%」という占いレベルの警告を発するだけである。いま求められているのは、「根拠と実効性のある地震予測技術」の確立だ。有料会員約五万人に向けて「MEGA地震予測」を毎週発信する著者が、近年の画期的な研究成果を世に問う。
南海トラフ地震。それは、日本列島の宿命ともいえる地震だ。マグニチュード8〜9クラス。今後三〇年以内の発生確率が約七〇パーセント。日本の経済と社会の中枢を直撃するこの巨大地震は、ひとたび起これば未曽有の大災害をもたらす可能性がある。いつ来るのか。何が起きるのか。どう備えるのか。第一人者が語る。
世界初の高感度地震計、震源地までの距離を測定する公式、そしてノーベル賞候補。近代地震学の発展のためにすべてをささげた偉大な科学者の名を、いま知るものはほとんどいない。1923年9月1日に何が起きたのか…。そして、彼の地震予知の大望はどのような結末をむかえたのか…。圧倒的な資料調査によって、日本科学史の闇に消えたひとりの男の足跡をあきらかにする。