臨床に密着した「研究と報告」「短報」など原著を中心に掲載。「展望」では、重要なトピックスを第一人者がわかりやすく解説。連載「継往開来」では、伝統的に使われてきた疾病の概念や症状を再評価している。
簿記学習に必要不可欠の数学の基礎知識から学習できます。簿記特有の用語や帳簿づけの基礎から解説しています。著者自身による音声講義(mp3)を無料でダウンロードできます。本書の電子版(全文PDF)を無料でダウンロードできます。
・潰瘍性大腸炎やクローン病に代表される炎症性腸疾患(IBD)は日本における患者数増加が著しく、これを専門としない消化器医も診療する機会が増え、診断・治療について、よく理解しなくてはならない疾患となっている。
・本特集では、IBDのトップランナーの先生に執筆をお願いした。現在および将来のIBD診断や治療を俯瞰して理解できるようになり、難治例については適切なタイミングで専門施設へ紹介されるようになることを期待したい。
・すべてのIBD患者に適切な診断、疾患活動性評価、および積極的で適切な治療選択が行われ、予後が改善されることに、本特集が寄与することを期待したい。
■ 炎症性腸疾患 -診療と研究の最新情報
・はじめに
・腸内細菌と粘膜免疫から見た炎症性腸疾患の病態
〔key word〕腸内細菌、Th17、制御性T細胞(Treg)
・炎症性腸疾患における新規薬剤の使い分け
〔key word〕炎症性腸疾患(IBD)、抗TNF-α抗体製剤、抗接着分子抗体製剤、抗IL-12/23 p40抗体製剤、JAK阻害薬
・炎症性腸疾患における画像検査の疾患活動性評価とTreat-To-Targetの意義
〔key word〕炎症性腸疾患、大腸内視鏡検査、Treat-To-Target(T2T)
・炎症性腸疾患におけるバイオマーカーによる疾患活動性評価とTreat-To-Targetにおける役割
〔key word〕バイオマーカー、粘膜治癒、Treat-to-Target(T2T)、Leucine-rich alpha 2 glycoprotein(LRG)
・スペシャルシチュエーション(高齢IBD患者、妊娠)における課題
〔key word〕高齢者、妊娠前教育、日和見感染、胎児毒性、悪性腫瘍、胎児毒性
・炎症性腸疾患におけるレジストリ研究ーー明らかになる臨床課題
〔key word〕レジストリ、コホート、QOL、患者報告型アウトカム
・再生医療研究から生まれる将来の新規非薬物治療
〔key word〕粘膜治癒、腸管上皮幹細胞、再生医療
●TOPICS
循環器内科学
・プロテインキナーゼNが関与する心不全の新規メカニズム
輸血学
・東京オリンピック・パラリンピックに向けた輸血の新興・再興感染症対策ーー新型コロナウイルスの影響は?
神経精神医学
・腸内細菌と脳機能、ビフィズス菌による認知機能改善作用の可能性
●連載
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・22.免疫疾患とゲノム医科学
〔key word〕自己免疫疾患、遺伝因子、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、ヒト免疫学、ゲノム機能学
バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用
・18.生物に学ぶ水中防汚技術
〔key word〕高分子電解質、ポリマーブラシ、親水性、防汚性、生物汚損
●フォーラム
パリから見えるこの世界
・99.プラトンの『テアイテトス』、あるいは「真に知る」ということ
天才の精神分析ーー病跡学(パトグラフィ)への誘い
・15.童謡詩人 金子みすゞ--心の軌跡
●速報
・全国国民健康保険診療施設協議会会員病院施設職員における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染状況把握のための血清疫学調査
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
「CSRとは何か」「なぜCSRが重要か」「CSRをどのように実行するか」という3つの大きな問題領域を、50のテーマを軸に詳解。現在、企業に求められる役割、責任、社会からの期待といった複雑な内的、外的環境を、CSRの概念や課題を知ることから理解する。
労働・社保,税務の官庁手続&人事・労務専門誌特集 ?令和3年版 労働行政対応の実務 ?フリーランスガイドラインの解説と実務への影響 実務記事 ●和解等での「口外禁止条項」はどこまでしばられる? ●企業の脱はんこプロジェクトの進め方 ●RPA導入を本気で考えてみませんか ●出社ストレスへの企業配慮 ●労使協定方式を活用している派遣元の事業報告書作成・提出の実務 ●アンコンシャス・バイアスへの対応●障害者雇用における人事評価のポイント ●労働者協同組合の法制化 ★連載等★ (1)キーワードからみた労働法 (2)労働判例の読み方 (3)経済学で考える人事労務・社会保険 (4)働き方新時代の労働時間管理 (5)コロナ禍を生き抜く税務知識 (6)オンラインコミュニケーション講座
突然、管理職に抜擢された!年上の部下、派遣社員、外国人の活用方法がわからない!飲みニケーションが通用しない!プレイヤーとしても活躍しなくちゃ!社会は激変し、一昔前よりマネジメントは格段に難しくなった。困惑するのも無理はない。人材育成研究と膨大な聞き取り調査を基に、社の方針の伝達方法、多様な部下の育成・活用策、他部門との調整・交渉のコツなどを具体的に助言。新任マネジャー必読!管理職入門の決定版だ。
3.11から10年、その時、専門家や科学者と呼ばれた人々はどのような発言をしたか。そして、学術会議はどのように動いたか。
本書は、IT監査に長年従事してきた著者の経験を踏まえ、最新の公表されたIT関連の基準等の内容を盛り込みながら、財務報告に係るIT監査を含むIT監査の基本、および、応用編としてのSAPに対するIT監査、データベースの監査、サイバーセキュリティ監査およびクラウド監査について解説するものである。また、最近急速に関心が高まりつつある財務報告に係る監査でのDA(データ分析)の利用についても最新の動向を記載している。さらに、アジャイル開発の監査の内容や、暗号資産(仮想通貨)業者へのデータ分析の適用事例、AI(人工知能)の活用の最新事例のほか、政府機関へのクラウドサービスプロパイダに対する第三者による安全評価制度であるISMAPなども取り上げている。
将棋界の情報や話題を満載した将棋総合誌第79期順位戦ラス前レポート_全クラス昇降級レースの現状報告
招集通知から公告まで一連の実務の重要ポイントを、厳選した最新の開示事例とともに平易に解説。巻頭・改正会社法に係る法務省令等の改正サマリーや今期押さえておきたい留意事項をダイジェスト。巻末・改正条文に対応した決算関係用語集等を収録。
あの人、言い方うまいよねと噂される上司の言葉がけの神ワザ。1万人の上司・部下を導いた「責めず、命令せずとも伸びる言い方」を厳選。
主要企業100社の開示実態分析から産み出された豊富でスタンダードな事例をベースに、主要な項目(“趣旨”“記載事項”“留意事項”“開示状況”“記載例”)別に整理されたわかりやすい解説が煩雑な決算実務を強力サポートします。知りたい記載例がすぐ引ける「記載事例総覧」付き。
東京電力福島第一原発の事故から10年の今、原発事故収束担当大臣として現場と対峙した者が、事実と未来図に迫る、全国民必読の検証報告。
監査論の全範囲を網羅!
≪本誌の特長≫
◆リハビリテーション科医ほか関連各科の医師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、リハビリテーションに携わる医師とスタッフのためのビジュアルで読みやすい専門誌!
◆リハビリテーション領域で扱う疾患・障害を斬新な切り口から深く掘り下げつつ、最新の知識・情報を紹介。臨床でのステップアップを実現する、多彩な特集テーマと連載ラインナップ!
≪特集テーマの紹介≫
●2020年4月1日、東日本大震災に対して活動したリハビリテーション支援10団体に、さらに関連3団体が参画し、一般社団法人日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)へと名称変更・法人化された。
●本特集ではJRATの定義をもとに、基礎知識から感染症への対応まで、災害リハビリテーションへの理解を深め実践へとつなげる内容をまとめた。
●今後ますます重要視され、注目を集めるであろう災害リハビリテーションへの理解と関心の扉を開く特集。
【目次】
災害リハビリテーションの基礎知識
災害リハビリテーションの実際
災害時のリハビリテーション医療と支援における感染症の問題ー特に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応についてー
コラム
豪雨災害におけるDHEATの活動と, JRATへの期待
日本医師会からみた災害医療と災害リハビリテーション
DHEATと災害支援と災害支援における地域リハへの流れ:撤退をどうしていくか
災害リハビリテーションにおける地域の活動ー佐賀災害リハビリテーション推進協議会(佐賀JRAT)の活動を通してー
令和元年房総半島台風の振り返りとJRATへの期待
■新連載
リハビリテーションスタッフがかかわるチーム医療最前線
1. 北海道大学病院リハビリテーション科における摂食嚥下リハビリテーションチームの活動
■連載
巻頭カラー 見て学ぶ 脳卒中診察手技
2. 上肢機能障害
今伝えたい! 脊髄損傷治療の現状と課題
9.脊髄損傷患者と精神疾患
こういう工夫でこんなに変わった! アドヒアランスやコンコーダンスを高めるリハビリテーション
14.心筋梗塞・心不全
リハビリテーション職種が知っておくべき臨床統計:基礎から最新の話題まで
6. パラメトリック検定とノンパラメトリック検定
重度障害、重複障害に対する私のリハビリテーション治療経験
8.視覚障害を有する心臓バイパス術後患者へのリハビリテーション
オーストラリアのリハの現場より
第11回 心臓・肺移植後のリハビリテー
更生・康复・復健・リハビリテーション
第9回 リハビリテーションと「障害に関する世界報告書」
心に残ったできごとーリハビリテーション科の現場から
再生医療としてのリハビリテーション医療
臨床研究
総合病院の回復期リハビリテーション病棟における精神障害をもつ患者へのリハビリテーション治療の特徴
臨床経験
回復期リハビリテーション病棟において化膿性脊椎炎を発症した2症例