念願叶って捜査一課の刑事に抜擢された七夕菊乃は元アイドルという経歴のせいでお飾り扱い。天才心理学者草辻蓮蔵とFBI出身の鬼才深海安公が繰り広げる頭脳戦に巻き込まれてしまうことに。初めて挑む密室殺人事件捜査は一体どうなる!?「小説でしかできないことをやりました」と著者自ら語る傑作初長編。
平成に大きく変わった国立大学。少子化の影響に加え、2020年には入試改革を控えるなど、この先さらに激変が起こるのは間違いない。そこで教育ジャーナリストがここまでの歩みと最新状況を整理。特に「地方」から「世界」の大学になるべく広島大学が進める改革を追い、その未来を予見する。データが教える各校の「真の実力」とは?大学は高校生の夢をどこまで叶えられる?地方消滅の危機は、「地方国立大学」が救う!
不祥事のたびに発足される日本独自の“慣例”の虚実。不祥事を起こした企業や行政組織が、外部の専門家に委嘱して設置し、問題の全容解明、責任の所在の明確化を図るはずの「第三者委員会」。だが、真相究明どころか、実際は関係者が身の潔白を「証明」する“禊のツール”になっていることも少なくない。調査中は世間の追及から逃れる“隠れ蓑”になり、ほとぼりも冷めかけた頃に、たいして問題はなかったーと太鼓判を押すような報告書もあるのだ。第三者委員会を徹底分析する。
「自分にしか語れない何か」を見つければ、9割受かる。5万部突破のベストセラー『AO入試・推薦入試のオキテ55』が改訂!新しい試験形式にも対応!自信をもって、自分をアピールするための55のオキテがこの一冊に。
高機能年賀状ソフト「筆王」を収録!印刷して使える便利なお正月アイテムも豊富!定番の和テイストからカラフルでポップなデザインまで、家族みんなで使える年賀状を多数収録!オリジナル年賀状制作に使えるパーツアイテム4000点超え。
「地球サミット」から二年。このときから地球の温暖化は国際政治の最重要課題となった。科学研究や南北の政治力学などが絡み合ったこの難問をどのように考えたらよいのか。NGOメンバーとしてサミットに参加した科学史家が、地球環境問題の構造を原点にまで立ち戻って解きほぐし、国際社会における日本の貢献のありかたを提示する。
境界例は、治療者や家族を裸にして生身の自分を出させる。かれらの出現は、秩序や役割と生身の人間の相克という人間存在そのものへの問いかけであろう。すさまじくも魅惑的な境界例。臨床現場からその実像に迫る。
急増する人口と消費の増大、過剰な収奪。自然生態系の破壊はいまや、森林の消滅、水資源の枯渇、漁業資源の減少、土壌劣化など、人類の生存基盤にかかわる「地球の共有地」の再生維持さえも脅かしている。環境問題の現場を追って世界一二〇カ国を調査してきた著者が、九〇年代に入って深刻化の度を増した地球環境の危機的現状を報告する。
不正を防止したり、商品の安全性を守るといった倫理的問題に対して、企業がきちんと責任をもつべきだというのがコンプライアンスの考え方である。企業が不祥事を起こすと、行政処分を受けるだけでなく、消費者や取引先、投資家の信頼を失い、最悪の場合、存亡にかかわるリスクとなる。企業不祥事のほとんどは小さな不正を見逃すことから始まる。企業はコンプライアンス活動に経営全体で取り組まなければならない。本書では、コンプライアンス文書の作成から、社内体制の整備、運用のノウハウまで具体的に解説する。
日商ビジネス英語検定試験の2級試験は、入社前あるいは就職後1年から2年以内に身につけるべき英語によるビジネスコミュニケーション能力を判定するものである。本書は、この検定の2級試験の学習のための公式テキストであり、試験問題は本書で学習した内容を中心に出題する。実務で使用されている国際的なマーケティングやビジネス英語での説明・説得の方法、英文の報告書や議事録、企画書、貿易書類、契約書といった各種文書の書き方とサンプルなど、より実践的な国際ビジネスに即した内容になっている。
韓国との距離がグッと近くなった昨今、交流のできた友人や旅行でお世話になった方に、韓国語でも、もっと気軽に『近況報告』や『季節の便り』『お礼状』などが書けるよう、シンプルで幅広く活用できる韓国語フレーズを多数収録したのが本書。2700のフレーズの中から書きたい内容の文章を組み合わせて書き写すだけで、“きちんとした”“気持ちが的確に伝わる”手紙やEメールを気軽に書くことができる。
今から二〇年前の一九八五年八月一二日、日航ジャンボ機が群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」に激突、炎上し、五二〇名が亡くなる航空史上空前の事故が起こりました。文集『茜雲』は毎年発刊され、今年は、二〇冊目となりました。今回発刊の二〇年目の文集『茜雲』には、高齢化する遺族たちが事故の記憶を次世代に伝えたい、事故を風化させないという遺族の強い思いを詰めました。そして、亡き愛する人への変わることのない想いと遺族一人ひとり違う二〇年間の心の軌跡が記されています。
なぜ、村上世彰は「阪神タイガース」「TBS」を狙ったのか?村上ファンドvs.阪神電鉄の戦いは、序章にすぎない!球界、マスコミ界を揺るがす“彼ら”が目指していることとは?「ヒルズ族」や同級生の証言によって明かされた、村上世彰の実像、背後にひそむ人脈とは。
世界一の熱帯雨林をもつ東南アジアを皮切りに、南北アメリカ大陸、環ヒマラヤの大斜面からヨーロッパを経て、失われたアフリカの森までー四〇年間にわたり地球を縦横に歩いてきた生態学者は、世界の森の今を、人と自然の営みの関係をどう見ているか。エコツーリズムの各国報告や森をめぐる世界の動きを豊富な写真をまじえて語る。
マンションは人生最大の買い物。主役は当然買主のはずが、売手のペースにはまっていた、ということも起こりがち。でも、「素人にはどうせわからない」と簡単にあきらめてはいけない。マンションを見る目や判断力は努力次第で身に付くもの。「従順な」買主から「物言う」買主に変身して、納得できる住まいをつかむための知恵とヒントを、実例を交えて紹介。
2006年6月に成立した金融商品取引法により、「内部統制報告制度」が導入され、2008年4月以降に開始する事業年度から、上場企業等は、財務報告に係る内部統制を評価しその結果を開示することが義務付けられました。また、2007年2月には金融庁から「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準・実施基準」が公表されました。本書は、これらの基準等を盛り込み、内部統制の文書化について詳細に解説しています。文書化の対象・範囲の決定から記載例まで、図表や例示を多く用いて、具体的なイメージとして文書化の実務が理解できるよう解説しています。
事故車両からの奇跡的な生還と、リハビリの日々の記録。被害者と科学者が迫る、終わらない事故の根本原因とは。