朝日新聞のベテラン国際経済記者が中国滞在中、「北京特派員」の枠をこえて掘り起こした激しく動く巨大な隣国の内部。高級幹部の子弟から庶民まで奥深い中国社会のさまざまな声を伝え、その政治・経済社会の構図を分析する。サントリー学芸賞受賞。
上司は、どんどんラクをしてゆとりを取り戻し、部下は、やりがいとを感じてグングン伸び、職場は、ハツラツの“元気集団”となる、…三方二両得の「まかせの極意」とは。部下を伸ばすのも殺すもの“まかせ方”次第。できる上司のまかせ方のテクニック。
内戦の続くニカラグア、エルサルバドル。戒厳令のくり返されるチリ。そして貧困、インフレと累積債務に悩む国々。だが、他方、今日の中南米は、相次いで軍政から民政への転換を果しており、カーニバルやサッカーに熱狂する民衆は、陽気でしたたかだ。戦場、スラムから教会、タンゴ酒場まで、各地を3年間駆けめぐった記者がその光と影を伝える。
情報システムと内部統制の本質に鋭いメスを入れ、システム監査やセキュリティのあり方を追求。
漢字の習得度調査に関する研究は、児童、生徒がどのような学習段階で、どのような漢字を学習したらよいかを検討するための基礎的研究です。このため漢字の諸属性を明らかにする一方、児童、生徒の漢字の習得状況を確かめた上で、総合的に漢字各字種の漢字教育上の重要度を評定するに足る資料の作成を目ざした点に特徴があります。
全米の国際的にも著名な癌研究の第一人者86名が総力を結集して作り上げた世界最高のテキストを、我が国第一級の研究者が専門分野を明解に翻訳した、現代腫瘍学の最前線の書。
驚くほどの経済の復興と成長を遂げながら、さして国民間に幸福感や安息感が満ちていないのはどうしたわけだろうか。一方ではますます長くなる老後生活の不安に脅かされ、他方では経済対立を一段と深刻化しつつある国際場裡でいかに耐え抜くかを迫られているというのがわが国の現状で、この間にあって国民各人はどう生きるべきであろうか。ここに本書は、わが国をめぐる高齢化と国際化の実態を把握し、その上での国民生活の21世紀に向けてのあり方を探究せんとするものである。
誕生から40年余、コンピューターはいま、社会のあらゆる分野に進出、人々のごく身近な存在となった。コンピューターの出現から、その実用性を飛躍的に高める人間のためのコンピューター“トロン”の誕生までを描く。
会計学(簿記論・財務諸表論)の学習や経理の実務に必要な法令及び会計諸則のすべてを、最も新しい条文・発表原文で登載編集したこの「会計諸則集」は、愛用者のご要望を絶えず採りいれて、もっとも使いやすく、読みやすい装本・構成につとめております。学習の正確な理解に、実務の確実な処理に、日常用具として役立ててください。
本書においては、Jonathan N.Harrisの一連の業績の研究をつうじて、標準直接原価計算法の発展の過程の一端を考察し、さらにそのような手法をHarrisをして考案せしめた背景がアメリカ合衆国における1920年代後半における世界的第恐慌と第二次世界大戦後における過剰生産にもとづく不況にあったこを解明し、そにような時代的背景のもとで標準直接原価計算がいかにして「経営管理の助けとなる直接原価計算」となるにいたったかを究明しようとするものである。
日本資本主義は、明治以来、農村からの追加労働力の錘による低賃金で資本蓄積をしてきたが、戦後も変わっていない。未組織労働者やその給源を放置しては組織労働者の努力も効を期しがたいという認識に立つのが労農提携活動である。総評がこれまで県評、地区労の組織をもっていて、労働組合が自分達の賃金引上げや組織防衛・雇用保持のための運動だけでなく、地域運動と呼ばれた中小企業に多い未組織労働者の支援や農民など地域住民と地域社会づくりに力を費やしてきた伝統は、勤労階級にとって貴重な財産であるから、新しく生まれる連合に継承したいものである。労農提携活動はその財産の主要な部分である。
企業にとってもサラリーマンやその家族にとっても、国際化は文字通り身近なものになりました。「一社一人駐在」の海外勤務も目立っています。米、アジアの第一線で働く日本人とその家族を取材し、この一冊にまとめました。
諸法規を表覧式で解説した決定版。税務・会計・経営の実務と、企業活動の全般にわたって、すぐ活用できるように、法令・通達・会計原則などを要約し、表覧式にまとめて解説した携帯便利な小型税務便覧。