今、わが国は高齢化、資産多様化、国際化の時代を迎えている。豊かで活力ある日本をめざすため税制はどうあるべきか。自民党税制調査会長・加藤六月が全精力を傾注、いま、国民に問う。
「犠牲を分かち合おう。」病めるアメリカの再生と日米貿易摩擦解消のために、クライスラーのアイアコッカ会長が歯に衣をきせずに訴える。
“二つの大増税”を許さぬたたかいは、なによりも生活を守るたたかいです。同時にそれは、民主主義を守るたたかいであり、軍拡に財源面から制約をかける平和のためのたたかいでもあります。
300議席のおごりが民主主義を踏みにじった。「密室の協議」による改革案づくり、公約違反の売上税、“クロヨン”温存と不公平の拡大、増税になる中堅サラリーマン…あってはならないことだらけの歪んだ税制改革を真っ向から斬る。
「究極の大増税」業種別編。デパートから豆腐屋さんまで、全業界が自らつづった売上税への怒り!
経営の総力をあげて対策と戦略の立案を!税額票をどう集めるか?流通チャネルをどう見直すべきか?価格表示はどうしたらよいか?資金繰りはどうするか?…新税への具体的対策を徹底究明。
巨額の利益をあげながら、抜け道を探して、税金を払わぬ大企業の群れ。怒れサラリーマン、日本の税制はここまでヒドイのだ。
アメリカは本当に立ち直れるか?!赤字の規模は?いつまで続くのか?どの程度危険なのか?アメリカの著名な社会学者ベルと気鋭の経済学者サローが明快に分析・提言する財政赤字解消への処方箋!
このマンガは売上税が導入されると庶民の生活がどんなに圧迫されるか、世のなかがどんなにせちがらくなるか…を描いたものである。このシミュレーションを通して、売上税がいかに悪税であるか理解してほしい。本書がフィクションでおわるかどうかは、読者であるあなた方の「声」にかかっている。
本書は、「行革」初年度以降こんにちまで、税制を含む予算案が政府によって発表された直後に、毎年書きつづけてきたものに若干加筆し,それにいくつかの書下ろしを加えて一書にまとめたものである。その経緯をたどってみれば明らかなように、「税制抜本改革」もけっして唐突にできたものではなく、そこには一連の経過と背景がある。「行革」下の国家予算と税財政の推移を批判的に概括し,そのうえにたって今後あるべき税財政改革、とりわけ「税制抜本改革」に対する批判と提言を著者なりに提起している。