今回の相続・贈与税の改正による大幅な減税措置は、すべての相続税対象者にとって朗報である。とりわけ、地価高騰のあおりで思いがけなく相続税を課せられることになりそうだった人は胸をなでおろしたことだろう。また地価の値上がりにそれほど縁のなかった地方の人にとってもありがたい減税だろう。本書は、このような新税制の内容をわかりやすく解説してくれるとともに、相続税に無関心でいられない人のためにきわめて有効な節税対策を教えてくれる本である。
本書は、昭和50年代後半以降のわが国の財政政策を主導してきた、いわゆる「財政再建」政策に関する研究である。本書は概算要求基準(シーリング)の制約強化による一般歳出の極力圧縮という財政再建政策の基本戦略とその成果に疑問を投げかけることに狙いがある。
開銀・フランクフルト事務所が現地から報告。歴史的市場経済移行はいま…。ベルリンの壁崩壊から2年、通貨統合1年。未曽有の困難に挑む統一ドイツ経済の厳しい現実と世界経済、日本経済への波及を読む。
本書は「生活大変国日本」の実態の一端と原因を明らかにすると同時に、立ち上がる国民のたたかいの理論と武器を提示したところに特徴がある思います。
日本経済・財政水面下の楽観を許さない危機的実態を気鋭の財政ウォッチャーが独自の視点で鋭く抉り出し、抜本的改革草案をも提示した警世の書。
住宅取得等特別控除から医療費控除まで申告書の書き方をわかりやすく解説。平成5年分用。
「経済大国」への軌跡と新しい構造を解明。
大増税ねらう税制「改革」論議を徹底的に解剖する。
増税のみを主張する政治家に政治家たる資格はない。このままで行けば、大借金国家か大増税国家か。21世紀無税国家を模索する緊急提言書。
本書では、まず、「どうしても消費税率アップがねらい」とする増税攻勢の動向を分析し(第1部)、ついで、「メイン・タックスに致命傷」を抱えている日本の税金の問題点を解明する(第2部)。主題である税制改革のあり方については、「日本改革の基本提案」として「公正と正義を貫く税制」をめざして、その改革理念を明示しながら具体的に提示した(第3部)。
「増税なき高齢化社会」への構想。大蔵主導の増税路線を批判、直接税改革・資産課税強化など、真に抜本的な改革構想を提示。
家計に直結!これからどうなる、日本の税金。気になる減税の話から、税金をめぐる政治・経済の動き、脱税事件の裏側まで、生活に密着した税金のニュースをやさしく読み解き、揺れ動く情勢を的確につかむ知識を満載。
自分のお金は自分で守れ!日本版ビッグバン本番で、多種多様の金融商品が登場し、投資のチャンスが広がる一方、リスクも増大。さらに、2001年4月1日から、いよいよ「ペイオフ」が実施されるーリスクに備え、チャンスを活かす、自己責任時代の資産管理・運用の心得。
日本経済は本当に大丈夫なのか?「脱・不安」のための処方箋。