19世紀の言語学者パルマーによると、人間は「言葉の源をほじくる衝動を持つ動物」らしい。様々な言葉を受け入れながら形成された英語の淵源をたどることは、スリルに富んだ“知的謎解き”でもある。日本人にも身近かな言葉、故事来歴が興味深い表現、味わい深いイディオム、人名に由来がある表現、特殊な外来語から移入された語などに分け、読んで楽しい語源を満載。英語という言語の持つ魅力と奥深さを実感できる学芸文庫オリジナル。
お子さんが家の人と一緒に国語を学びながら、料理を楽しむ指導書。
「ユトリ」「アホ」「頑張る」「王道」-ふだん何気なく口にする言葉の裏には、日本の歴史と文化が息づいている。日本語を考えると、今日の日本と日本人の姿がくっきりと見えてくる。『日本国語大辞典』の編集長だった著者が、折々の日本語を手がかりに、22のテーマから考察した斬新な日本および日本人論。
2003年1月1日から12月31日までの国語関係資料に基づき、「動向」「文献」「名簿」「資料」の四部に分けて編集。巻末に刊行図書・雑誌文献著編者名索引、付録にCD-ROMが付く。
日本の漢字文化をこよなく愛するが故に、私は日本人に問いかけたい。
わかりやすい解説、的確な用例と日本語訳、ポイント習得のための練習問題。誰もが突き当たる疑問を解決するために豊富な資料を備えた韓国語の知恵袋。
2001年7月、小林勝作のラジオドラマ台本73冊を入手。戦時中の1936年から戦後の1955年の間に、日本放送協会からラジオで放送されたものであった。現在の話しことばを研究するとき、その歴史的背景となる前時代の話しことばの研究は不可欠である。本書では、序章で、資料の解説をし、台本の性質とその扱い方を説明している。本論は大きく1部と2部に分けている。1部は台本に使用されていることばの分析に基づいて、当時の言語状況を知ろうとしたものである。2部は、台本に描かれた内容の中からいくつかのテーマを立てて考察し、当時のラジオドラマの世界を知ろうとするものである。
昨年のNEWSBREAKに引き続き、今回NEWSBREAK-Advancedを出版することになりました。NEWSBREAK-AdvancedはThe Japan Times Weeklyの記事(ニュース、コラム、レポート等)を題材に、時事問題に触れ、同時に新聞記事の読み方を学習できるように構成されています。
カタカナ語および和製英語・和製洋語とその混成語を収録した外来語単語集。日常生活に密着したビジネス、貿易、産業、経済、コンピューター、ハイテク、文化、スポーツ、レジャーなどの用語、新語を取り入れ約6600語を収録。配列は五十音順で、見出し語、原語、日本語注訳、中国語、中国語ピンイン、中国語ピンインのカナ表記からなる。
身のまわりのカタカナ語をイラスト付きでわかりやすく解説。巻末にキーワード索引が付く。
漢字・ひらがな・カタカナを駆使する日本語の表記法は、文章の意味を瞬時に把握できると共に、豊かな感情表現を可能にする優れた特性をもつ。反面、複雑な表記法は習得に時間を要し、活用の手法も多岐にわたる。この手間を避けるために漢字や漢語の使用を減らし外来語を多用すると、日本語と日本文学だけでなく、日本文化全体が断絶してしまう。日本語の将来に向けて多様な側面から表記の問題を考え、効果的な学習法を具体的に提案する。
なるほどなっとく、ことばはとっても不思議だね。
基礎用語から比較的新しい専門用語までを収録した用語事典。各用語を「国際関係」「政治」「社会」「経済・産業」「サイエンス・テクノロジー」「文化・芸術」「生活」「スポーツ」の8部門に分けていねいに解説。50音順・アルファベット順の総索引を完備。別冊付録に「とっさの教養便利帳」「ビジネス知恵蔵」が付く。