江戸の学者も、明治の文豪も、楽しんで作ったにちがいない。慣用読みあり、借用字あり、こじつけあり、なんでもアリ、三段論法も真っ青の当て字の語源がすべて明かされる。
「とんだことをしてくれたな。土壇場でけりがついたが、これからは海千山千の如才ない二枚舌をうのみにするなよ」と言われても、何のことやらちんぷんかんぷんで立ち往生…。最近の若い人は日本語をよく知らないと、年配の人たちは嘆くが、そういう当人たちも、どこまできちんとわかっているかといえば、これまた相当あやしいところがありそうだ。このあたりで、老いも若きも、日ごろよく使われる日本語の見直しを。といってもかた苦しい“お勉強”ではなく、思わず人に話したくなるような由来、逸話、珍説を楽しむうちに、知らず知らずに日本語常識がつくのが、この本だ。
意識せずに乱れている日本語を見直す正しい使い方。入社や入学の常識試験に強くなる秘訣を付記。自分の日本語を見直し考え直し、磨き上げる役に立つ本と推奨。
人間にとって最も大切な言葉-。その伝達が意味不明になりやすいカタカナ外来語の多用乱用を痛烈に批判。意味不明なまま、言いっ放し書きっ放しでは、乱れた今の日本は変わらない。現代のストレスの原因の一つになっており、人々の不満と不安に拍車をかけている。お互い分かり合える言葉を使うことの必要性(重要性)を説く。
近年の合格率低下に対する対策法を掲載。択一問題240問とキーワード225題。
最新用語満載。豊富な語彙数。《付録》略語付。
〈俳句用語〉とは、俳句に詠まれることの多い用語、俳句表現上に重要な用語という意味で、『食=味覚』『住=住居』『衣=ファッション』『気象=雨・雪・風』編など、テーマ別に刊行されて来た。本書は、日本語化した外国語・日本語化しつつある外国語にスポットを当てて、現代俳人の参考作品を〈作例〉として具体的に示しているのが特色であり、ポイントになっている。
漢字の読みがわかっている場合は「音訓引き常用漢字表」、読みがわかっていない場合は「画数引き常用漢字表」と、両方から引けるようになっている。毛筆のほか、ペン字も多く使用しており、これらは細字やペン字の手本にもなる。「現代仮名遣い」や「送り仮名の付け方」「筆順」「手紙の書き方」など、新しい国語表記の基準をほとんど網羅している。
正しく使っているつもりでも意外とでたらめなのが「外来語」だ。さて、そうした珍妙なカタカナ語は一体どのくらい日本中に氾濫し、私たちの正しい外国語理解をどのようにさまたげているのか?本格的国際化社会の到来に向けて、面白ウンチク話とともに600語を徹底紹介。
あなたもドイツ語を知っている!主婦の目からみた、日本語のなかのドイツ語。