本書は、日本語のすばらしさに焦点を当てることにより、日本人が日本語のすばらしさに気づき、日本語に誇りと自信と強い「自己肯定感」を打ち立てることを目的とするものであります。日本を力強く存続発展させるためはもちろんのこと、世界を今よりも平和で幸福なところに導いていくためにも、日本人が日本語への誇りと自信と強い「自己肯定感」を持つことは必須の要件です。
この用字用語ブックは、分かりやすく正しい文章のよりどころとなる、同音異義語の使い分けや慣用表現、誤用の実例などを収めています。今回、時代の動きに合わせた用語の充実、外来語や外国地名、運動用語、特定商品名などの表記を見直しました。報道だけでなく、企業のビジネス文書、役所の広報、ブログなどを書いていて言葉に迷った際の解決に向けた道案内になっています。
「如何なる辞書にも見るを得ざる社会的新語、常識語、流行語を網羅せるもの」-。大正三年に刊行され、平凡社の創業出版でもある『ポケット顧問 や、此は便利だ』は、当時の新聞をにぎわせた種々の言葉の解説に加え間違えやすい漢字の読みや用語なども収録し、実用用語集として好評を博した。新たな時代の到来を迎えた社会の空気を伝える一冊。
「くらべる」ことで国語の重要事項が理解できる図鑑です。「くらべるポイント」「できる子はこう考える」などのマークがついているので、注目すべき点がすぐにわかります。イラストや図版を豊富に掲載しており、中学入試や日常学習でおさえておくべきちがいが理解しやすくなっています。見やすいさくいんで、調べたい事項をすぐに見つけ出すことができます。
たとえば「撓わ」「窈窕」「不貞寝」など、限りなくある難読漢字。これらは「たわわ」「ようちょう」「ふてね」「こめかみ」と読むが、読み方にはいくつかのルールがあるのだ。それを知ってしまえば覚えやすく、読みやすい。難読漢字は日本語への漢字流入の歴史が反映している。漢字をいろいろ工夫して取り入れてきた日本人の知恵がその背後に隠されている。「どう読むのか?」よりもさらにおもしろい、「どうしてそう読むことになったのか?」という日本語の物語が横たわっている。興味津々の漢字エッセイ。
中級を修了した学習者が上級へ進むための総合教材。自分の持てる日本語力を駆使して、分析的・批判的に考え、論理的な意見を述べられるようになることを目指します。人文・社会・自然科学からバランスよく選定したトピックが知的好奇心を刺激。中級よりもさらに高度な内容を論理的に発信し、アカデミックな場面に対応できる力を身につけます。
スポーツの実技は、本を読んだだけで上達はしない。体を動かし、体で覚えることで上達する。文章も同じ。「案ずるより産むがやすし」。たくさん書くことで上手になる。どんどん書いてみよう。