情報漏洩などトラブルの8割はついうっかりのヒューマンエラー!小説+実践解説で学べる情報セキュリティ。システム上で強固なセキュリティ対策をしても、使う側のミスで情報漏洩は起きます。本書は「非」IT部門のワーカーを対象に、情報セキュリティ対策を解説します。新入社員が奮闘する物語+実践解説のハイブリッド型で実践を学べます。情報セキュリティのスペシャリストが教えます!
正解の見えない時代に、あなたはどう生きるか?国内外の金融機関と金融庁の事例から体感する「次世代型組織への変革のストーリー」。
数学的知識はどのように成り立っているのか。数学的真理と自然科学的真理を分かつものは何か。数学に革命はあるのか。『不思議の国のアリス』の数学観から始まり、古代ギリシャから現代への懐疑主義思想との格闘をたどって、これらの根源的問いに答えんとする。
中国文明の強靱なレジリアンスは長江流域の稲作文明に支えられていた。考古学を中心とした新たな学術領域「総合稲作文明学」が稲作と文明の関わりにせまる最新の研究成果。
近年若い世代からも人気の高い平屋について、「暮らし」の面から平屋住まいの土地やプランの多様性を紹介することで、暮らし方から立ち上がる平屋像をひもときます。ウィズコロナの生活において、住まいや住環境に豊かさを求める声が高まっている中、これから住まいを考える読者の家づくりの一助となればと考え、事例を紹介します。
・現在、わが国において最も対応が急がれている生活習慣病は、医療費の3割、全死亡者数の6割を占め、急速に進む超高齢化を背景に、その対策は医学的また社会的にも一層重要となっている。
・これらの罹患臓器には線維化病変が共通して認められ、肺や肝臓ではがんの発生母地ともなるため、線維化の制御は生活習慣病の進展予防に直結する重要戦略と位置づけられる。
・本特集では多角的な視点と新たなツールを用いて臓器線維症の病態を掘り下げ、全身臓器の線維症にみられる共通性と臓器ごとの特異性を理解することで、新たな治療アプローチを模索することをめざす。
■ 臓器線維症を科学する -病態解明と治療法開発への展望 12月第1土曜特集
・はじめに
●分子細胞基盤
・組織障害時におけるコラーゲンネットワーク形成に関わる分子機構
〔key word〕細胞外マトリックス(ECM)、線維化、コラーゲン、フィブロネクチン、TGF-β
・線維症とメタロプロテアーゼーーMMP・ADAM・ADAMTS
〔key word〕MMP、ADAM、ADAMTS、TIMP、線維症、癌関連線維芽細胞(CAF)、線維性癌間質反応
・コラーゲン産生細胞の起源
〔key word〕細胞系譜、線維芽細胞、臓器発生、中皮、中胚葉
・コラーゲン産生細胞の形質転換による臓器線維症治療への応用
〔key word〕コラーゲン産生細胞、脱活性化(脱分化)、分化転換、細胞系譜追跡、Tcf21
・疾患特異的マクロファージの機能的多様性ーー線維化に関わるマクロファージと非免疫系のクロストークの研究
〔key word〕自然免疫、疾患特異的マクロファージ、線維症、細胞死、non-coding RNA
・気道の組織線維化の病態形成機構
〔key word〕線維化誘導ー病原性ヘルパーT細胞、線維化、アンフィレグリン、好酸球
●病態解明とそのツール
・遺伝子改変マウス作製技術ーーPITT/i-PITT法とEasi-CRISPR法
〔key word〕遺伝子改変マウス、ゲノム編集、PITT/i-PITT法、Easi-CRISPR法
・線維化疾患のモデル動物
〔key word〕臓器線維化、線維芽細胞、誘発モデル、遺伝子改変モデル
・炎症の進行過程解明のための一細胞トランスクリプトーム解析
〔key word〕一細胞遺伝子発現解析、トランスクリプトーム、細胞系譜、炎症
・マイクロ流体デバイスを技術基盤とするOrgan-on-a-chipの臓器・疾患モデルへの応用
〔key word〕Organ-on-a-chip、マイクロ流体デバイス、疾患モデル、生体模倣システム
・エクソソームーー生体内第3の情報伝達手段が開く未来
〔key word〕エクソソーム、細胞間コミュニケーション、バイオマーカー、薬物送達システム
・バイオイメージングーー非線形光学現象を利用した線維化イメージング
〔key word〕蛍光バイオイメージング、2光子励起蛍光顕微鏡、非線形光学現象、第二次高調波発生(SHG)
●臓器特異性と共通性
・肺線維症
〔key word〕特発性肺線維症(IPF)、テロメア短縮、MUC5B、制御性T細胞、エクソソーム、マイクロRNA
・心臓疾患における線維化
〔key word〕炎症、筋線維芽細胞、組織再生
・肝線維化の分子・細胞メカニズム
〔key word〕肝線維化、細胞外マトリックス(ECM)、類洞、肝星細胞
・クローン病の腸管線維性狭窄に対する治療開発の展望
〔key word〕炎症性腸疾患、クローン病、腸管狭窄、adherent-invasive Escherichia coli(AIEC)
・腎線維化
〔key word〕Transforming growth factor-β(TGF-β)、connective tissue growth factor(CTGF)、マイクロRNA(miRNA)
・全身性強皮症の皮膚線維化の機序と治療標的
〔key word〕全身性強皮症(SSc)、線維化、病態、治療、免疫
・代謝臓器の線維症における特異性と共通性
〔key word〕慢性炎症、メタボリックシンドローム、肥満、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、マクロファージ
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
新しいNPO/NGOのテキストブック。不確実な時代にふたたび考えたい、「みずからはじめる」「仲間とつながる」理念と方法。
子どもたちに性の多様性をどう教え、教職員の意識をどう変えるのか。そして、教員のカミングアウトは学校に何をもたらしたのか。性差別をしないことを学校でまなぶ方法。セクシュアリティが人権であるという前提に立ち、性が持つ多様性を排除するのではなく、むしろ生き方や社会を豊かにする上で欠くことのできないものととらえる。本書は、このような性の多様性を尊重する立場から、学校教育をつくり直すことに挑戦する。
コーポレートガバナンスを強化する会社法改正が相次ぐ中、高まる税務コンプライアンスの国税当局からの要請と企業側の自主点検の動きがわかる!
「トコトンやさしい食品包装・流通解説書」。国内外への技術移転の軌跡。高度化・多様化・法制化・国際化する食品業界へアイデアを提供する。
遺伝情報であるDNAは親から子へ、細胞から細胞へ継承されています。しかし、環境中にはプラスミドやウイルスを含む多種多様な細胞外DNAが存在し、それらは環境を介して異種の生物間を水平伝播しています。本書では、それら細胞外DNAが生物進化に与えてきた影響について言及し、その研究アプローチについて示しています。
「生きていれば、きっといつかいいことがあるはずだ」人々が楽観的かつ貪欲で、明日へのエネルギーに満ちた「昭和」という時代は、世界の歴史の中でも特に興味深い時代だったとヤマザキマリは語る。先を見通せない不安と戦う今、明るく前向きに生きるヒントが詰まった「昭和」の光景を、様々な角度から思い出しながら丁寧に綴られた考察記録。
ソフトウェア工学の立場から機械学習ソフトウェアの問題(品質への技術的な取組み、技術的な問題点のビジネスへの影響)を整理。品質保証を目的とするテスティング技術について解説する。
イノベーション、マネジメント、政治経済、自己啓発、リベラルアーツ、実務ー名著から何を学ぶべきなのか?ビジネス書グランプリで選ばれた名著15選を紹介!
●「JO1(ジェイオーワン)」がAERAの表紙に登場!撮影は蜷川実花
オーディション番組で選抜された総勢11人のグローバルボーイズグループ「JO1(ジェイオーワン)」が表紙に登場!
5ページにわたるカラーグラビア&インタビューでは、11月25日にファーストアルバム、12月19日に配信ライブを控えた彼らが、「これまで」と「これから」を語っています。
「JO1」は、公開オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で約6500万票の視聴者投票で選ばれた「ファンメイド」のグループ。本誌表紙候補に急浮上したのも、彼らの活躍ぶりに加えて、本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花がツイッターの「蜷川実花スタッフ」アカウントで「蜷川実花に撮影してほしい推し」を募集したところ、最も多く上がった名前の一つが「JO1」だったことが少なからず影響しています。まさにファンのみなさんの後押しを受けて実現した表紙撮影となりました。
総勢11人のソロカットを収録するために5ページを割いたカラーグラビア&インタビューでは、「最高で最悪だった」というコロナ禍の日々を回想。「ファンのありがたさを改めて感じた」「一つ一つ丁寧にやっていこうという意識が生まれた」などと、謙虚でまじめな言葉が続きます。背景にあるのは、ここにたどり着くまでのそれぞれの人生。「ダンススクールの特待生としてアーティストのツアーに参加していたのに、契約が切れてスケジュールが真っ白に」「母子家庭で貧しい環境で育ち、”何くそ根性“を学んだ」などと、過去の人生についても一人一人が赤裸々に語っています。
メンバーは日本人、楽曲や振り付けは韓国人が担う「J-POPとK-POPのハイブリッド」が彼らの魅力の一つですが、もう一つ、彼ら自身が語るJO1の魅力は「多様性」。「顔も性格も得意分野も、考え方も全く違う」という11人ですが、全員が迷わず掲げる目標が一つありました。そして、あるメンバーの一言が新たにもたらした目標も。それぞれの魅力をとらえたポートレートと一人一人の言葉にご注目ください。
●巻頭特集は「第3波を知って対策の穴をふさぐ」
新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて、巻頭には急遽、「第3波を知って対策の穴をふさぐ」と題した特集を掲載しました。1日あたりの感染者数が各地で過去最多を更新する中、さらなる急拡大を避けるため、編集部がまず試みたのは「第3波の実相」を知ることです。日本全国23都市の人出と感染者数に相関はないか、世界12都市の気温と感染者数ではどうか。こうしたデータを可視化しつつ、専門家への取材を重ねたところ、私たちが取るべき「その先の対策」と「徹底すべき正しい基本」が見えてきました。
●「正社員を襲う大失業時代を乗り切る方法」も掲載
正社員にも及ぶとされる「大失業時代」の波とその痛みを軽減するための施策、中高年感染者の急増でコロナ病棟が埋まりつつあるという医療現場の実態もお伝えします。
●「現代の肖像」はスタ☆レビ根本要さん
AERAが創刊以来続けている人物ノンフィクション連載「現代の肖像」ではスターダスト☆レビューの根本要さんに密着しました。ライブバンドのはずのスタ☆レビが、コロナ禍でステージに立てなくなって8カ月。久々に開いたライブを出発点に、6ページを費やして、ファンに求められ続けた40年をひもときます。
ほかにも、
●キメツノミクス 全集中「株価上昇の呼吸」が続く10銘柄
●プログラミング教育最前線 入試科目に「情報」の可能性
●AIで音声テキスト変換 5社のサービスを詳細比較
●桑田佳祐が23年ぶりの楽曲提供で坂本冬美の「ダーク」を引き出した
●ヴィーガンはファッションにもコスメにも浸透
●菅首相の答弁は「サラサラッとしたお茶漬け」風で物足りない
●時代を読む:「フェイク」は誘発も蔓延も許さない
などの記事を掲載しています。
●近年、「遺伝子スイッチ」の考え方が普及してきた。2万個ある遺伝子のうち、どのスイッチがオン/オフになるかで細胞の運命が決まり、オン/オフが乱れると各種疾患の原因となるが、一方でそのスイッチの状態をきれいに戻す細胞のリプログラミングも可能である。この遺伝子のスイッチがエピジェネティック修飾であり、主にDNAメチル化とヒストン修飾により担われる。
●現在、がんのエピジェネティック診断は一部臨床応用されており、治療分野では、DNA脱メチル化剤とヒストン脱アセチル化酵素阻害剤はその使い方が深化し、薬剤の新規開発や臨床研究も盛んに行われている。
●精神・神経疾患、代謝疾患、腎臓病、循環器疾患、自己免疫・アレルギー疾患などでもエピゲノム異常が見つかっており、またエピジェネティック解析により再生医療製品の安全性や品質が評価できる可能性も高まっている。
●本書では、各分野でのエピジェネティクス研究が、現在と将来の臨床へどのようにつながるのかを最新の情報や知見をもとに広く解説した。
【AYUMI】
■総論
DNAメチル化
ヒストン修飾
non-coding RNAの多様な機能とゲノム安定性維持における役割
クロマチン高次構造
■各種疾患とエピゲノム異常
がんのエピゲノム異常
がんのエピゲノム診断
エピジェネティック制御因子の先天性変異
ヒト胎盤におけるゲノムインプリンティング
精神疾患とepigenetic age
慢性疼痛におけるエピジェネティック変容の解析
糖尿病・肥満をはじめとする代謝関連疾患とエピゲノム
腎臓病の進展に関わるエピジェネティクス
循環器疾患におけるエピゲノム異常と治療への展望
自己免疫疾患・アレルギー疾患
再生医療におけるエピジェネティクスによる安全性・品質評価の重要性
エピゲノム変化の世代を超えた遺伝
■治療への展開
DNA脱メチル化剤および変異型IDH阻害薬の臨床導入と新規開発の現状
阻害薬によるヒストンアセチル化の調節
ヒストンメチル化酵素・脱メチル化酵素阻害薬
SWI/SNFクロマチンリモデリング複合体欠損がんを対象とした最適化がん治療