自然エネルギーは自然を破壊する。ゴミを増やすと環境はよくなる。生物を大切にしようと思ったら、トキは絶滅したほうがよい。気温が上がると南極の氷は増える。真の常識が、明らかに。
大震災・原発事故で環境問題は変わった。日本だけでなく世界のあちこちで自然の脅威は拡大し、人災も深刻化している。だから世界中が環境対策を進めている。でも、ほんとうは危ないのか、安全なのか…。
環境を考えるうえで役に立つ知識が生態学(エコロジー)。「エコ」をサイエンスにー生物と環境との関係を科学する。
審査や内部監査時の持ち歩き等にも便利なコンパクトサイズで充実の内容。ISO14001をはじめとした各種環境マネジメントシステムの認証取得・運用に欠かせない主要環境法令74法を見やすい一覧表形式で収録。手間をかけずに罰則や遵守事項を確認、スマートな環境管理をお手伝いします。
企業提携論の決定版。M&Aとの有効な使い分け、経営学における定義と理論分析、最新事例から、ガバナンス設計、パートナー選定、条件交渉、契約締結、終結、評価まで。「理論」と「実践」を両輪に、アライアンス研究の最新成果と実務上のポイントを完全網羅。
何気ないように見える植物の姿には、生きるために磨き抜かれたしくみが隠されている。葉の形や大きさは何によって決まるのか、茎はなぜ細長いのか、花や果実の形にはどのような理由があるのか。
私達の周りにある食品は丁寧過ぎるほど様々に包装されて提供されますが、その目的は、販売を促進し、利用を簡便にし、同時に中味を衛生的に保ち、変質させないことにあります。そのため食品の性質に合わせて、多様な包材や包装技法が使われ、日々工夫がなされています。
数学がひとつに繋がる美しさ。代数学・幾何学・解析学が融合していくすがたを、東大数理のスタッフがいきいきと描く。広大な数学の世界を一望するシリーズ、全3巻同時刊行!
水深600mの深海から要塞、干潟まで、表情豊かな東京湾の生き物は、魚だけで700種以上!川崎に流れ着いた巨大生物とは?お台場で海水浴できる日は?水質は改善されていない?かつて「死の海」とまで呼ばれた海と向きあう海洋環境専門家が語る魅力のすべて。桝太一アナとの対談も収録!
イスラム世界においてモスクとはどういう存在なのか?それは単なる「祈りの場」ではない。人々の社交の中心であり、教育施設、宿泊所、そして政治活動の舞台など、多様な役割を担ってきた。こうして人々の生活のなかに深く根づいてきたモスクには、イスラム世界の精神性のあらゆる歴史が刻み込まれている。その建築史的変遷、社会における機能の変化をたどれば、ときには政治史の常識が覆るような発見に出会うこともある。140点の図版とともに、壮麗なモスク建築の見方を説き、イスラム世界の深層を浮き彫りにする。
二〇世紀後半から、生物学としての人類学「ヒト学」は大きく変貌した。著者の専門である分子人類学は、タンパクの遺伝マーカーの研究で始まったが、現在ではゲノム全体の情報を用い、アジアの古層民族集団の起源および系統進化を明らかにしつつある。さらに、日本で長い歴史をもつ人類学は、文理合同の学際研究を通じて、ヒトの特異性と多様性および起源の総合的な解明をめざす。本書は筆者の研究史を追いながら、「DNAから人権まで」をモットーに「文明とは何か」「先住民族の人権」「人類学者の社会的責任」などの問題を解き明かしてゆく。
道標として現れて、進むべき道を教えてくれる28の建築。堀部安嗣がその空間に身を委ねたときの気持ちを、素直に言葉に置きかえた。独自の視点で捉えた写真をはじめ、水彩スケッチや手描き図面など、豊富なビジュアルとともに綴る。後半には、自作の設計から竣工まで43作品の試作錯誤の軌跡を記録写真や図面を交えてテーマごとに紹介。堀部安嗣の建築への思いが詰まったこれまでにない1冊。
人口減少社会における居住は、個人にも、地域にも、社会にも今や大問題。人びとが住まいに求めるものは、プライバシーであったり、近所づきあいだったり、長い人生のステージに合わせて、さまざまに変遷していくことに注目。懐の深い、居場所づくりのユニークな事例を多数紹介し、これからの住まいのあり方を考える。
生命の進化、その神秘を探究する旅へー歴史を変えた「ダーウィンの進化論」とは何だったのか?200枚以上の美しい写真とともに生物学の根幹を学ぶ。
障害を家族が背負う社会から、できるだけ大勢の人の多様な支援と伴走により、本人と家族が自立していける社会へ。教育の最前線の現場から提言する。
発達障害への対応は、理解からはじまります。医師などの専門家に相談しながら、発達障害についてよく考え、子どものことを理解していきましょう。理解が深まれば、必要な対応や支援もわかってきます。発達障害を知る、基礎からわかる入門書。