2010年10月、名古屋で開かれたCOP10で議題となった生物多様性を、私たちの暮らしを通して考えてみよう。すると、危機にある生物と暮らしとの関連、多様性がなぜ大切なのかが、はっきりわかってくるよ。同時におこなわれた子ども会議やユース会議で議論されたこと、10年後に向けて若者たちがはじめた活動も興味深いものだ。
PISA調査で優れた成績を収めている国々、そしてPISA調査の結果を踏まえて教育改革を進めている国々の教育システムについて、その成果の要因を詳細に分析、「頂点を目指す競争」事業を推進するアメリカの教育改革への教訓を主軸として、優れた実践から得られる教訓を明らかにする。
世界各国で使われ定評のある生物学の教科書『キャンベル生物学』のコンパクト版。初学者や生物学を専攻しない学生でもわかりやすく学べ、教科書、参考書として最適。細胞、遺伝、進化と多様性、生態学の4部で構成され、全20章からなる。生物学全体を貫くテーマである「進化」を柱に据え、我々の生活と関連づけて学べるよう工夫されている。
非営利セクターの「経済力」はどうなのか。どのような「多様性」をもっているのか。「資金源」はどうなっているのか。非営利セクターの現状・課題・展望を実証的に分析した初の書。
故郷スコットランドを追われ、ひょんなことからニューヨークへやってきたアザミの妖精ヘザーとモラグ。ニューヨーカーを巻き込んで、キュートでシニカルな妖精たちが大暴れ。話題のファンタジー・ロマンス。
石油にも原発にも依存しない21世紀のエネルギー安全保障をどうデザインするか?洪水や津波、海面上昇…沿岸の低い土地に大都市が集中する日本の水害リスクにどう対処するか?3人に1人が高齢者となる時代、交通弱者や災害弱者を増やさない都市と社会のあり方とは?エネルギー、気候変動から都市災害、水と食、生物多様性まで、第一線の専門家・実務家をゲストに行われた、地球大学の講義ライブを一冊に。
『公式テキスト』が10倍よくわかる!出るところだけをポイント解説。図表・イラストで効率よく暗記。一問一答で合格力が急上昇。
新進気鋭の若手生態学者が考える生態学の体系をシリーズ化。森林生態学をめぐる膨大な知識をコンパクトに体系化。学生だけでなくプロの研究者も必読の一冊。
現代物理学の最もめざましい成果は、極小の世界を扱った量子論と、極大の世界を論じたアインシュタインの相対性理論であるといえる。本書ではこの二つを手がかりに、私たちの身の回りの世界からそれらを取り囲んでいる宇宙まで、どれほど奇妙で驚きに満ちたものであるかを、実例を挙げつつわかりやすく解説する。多重宇宙、量子コンピュータ、量子テレポーテーション、ビッグバン理論、ブラックホール、タイムトラベル、インフレーション宇宙、ダークエネルギーなど、話題のトピックも満載。
20世紀初頭以来の経営学の歴史を受けとめて、その新たな地平を拓いたバーナード。その人と理論、アクチュアリティを描き出す。
動物・植物を福祉・医療・環境・教育分野に積極的に活かし、生活の質の向上をめざす21世紀の福祉農学“バイオセラピー学”。
いま学ぶべき昭和の生活を図版1200点で再現したビジュアル事典。日本人が本来もつ自然共生の作法を豊富なデータで教えてくれる。
なぜ海を旅するのか、なぜ川にとどまるのか。謎に満ちたサケたちの姿に迫る。魚に半生を棒げた師弟によるサケ科魚類学の入門書。
日本は近未来の震災になす術がないのか?答えはノーだ!豊富な写真、イラストを駆使し、震災に備えられる日本の力を解き明かす。
近代日本に存在した「反普遍文法」の系譜。その煽りを受け不当に無視された松下大三郎の文法論。国語の本性を追求した山田孝雄。その個別言語主義と18世紀普遍文法論との意外な類似性。主観を排した近代文法の嚆矢、大槻文彦の日本文典。その大槻文法に垣間見える矛盾した言語観と西洋言語学の関係!斬新な視点から国語学史と言語学史を縦横に論じ、読者を言語研究の世界へ誘う。