グローバル・エコノミーを理解し観察するために、国際経済学の基礎から世界の主要国・地域の経済事情、国際経済の重要トピックスまでを包括的に記した“all in one”の初級向け入門書。
新生ヨーロッパの現状と展望がまるごと見えてくる決定版!今後の「政治統合」と「全ヨーロッパへの拡大」に向けて統一通貨「ユーロ」を導入したEUの歴史的挑戦。
日本の各地で起きてきたこと、これからのこと。今こそ見つめ直してみませんか。
ワーキングプア、非正規雇用の増大、結婚をめぐる格差、教育の不平等…、格差問題の深層に迫る。「社会階層と社会移動全国調査」(SSM調査)の最新成果をもとに現代の階層・格差の深層を明らかにする。
生物進化の壮大な物語を大きく4部に分けてすすめていく。まず、遺伝システムのはたしてきた役割を解説し、つぎに霊長類の生態と行動の多様性についての議論を行う。つづいて化石に記録されている、ほ乳類とヒトをつなぐ生命の連鎖について最新の情報を取り入れ、さらに現代人の行動形成に進化がどのようにかかわっているのかについて考察している。アメリカの大学で定評のあるHow Humans Evolved第5版を翻訳した本書は、新しい発見をふまえた研究の成果が随所に加えられ、人類進化研究のダイナミズムを提示している。
地球温暖化、オゾン層破壊、生物多様性喪失、放射能汚染など、現在の地球環境問題を幅広く取り上げ、それを克服する社会のあり方についても論じた好評テキストの最新版。
新たな緑資源づくりで「生態系の恵み」確保へ。人口減少で縮退する都市。いかに応分の負担と適切な支援により、里山の緑空間を創出するかを論究。
全世界の0.9%しかない日本の海に、14%もの海洋生物が住むのはなぜか?それはどんな生き物か?深海や超深海には、海底から湧くメタンや硫化水素を利用するなど「常識破り」な生き物が多く住む。最新の研究で、その多様な生態が見えてきた!日本列島の成り立ちが、日本の海の生物多様性に大きく影響したことを知り、日本の海の未来を考えよう。
不織布の製造と用途全般をやさしく解説。主な不織布メーカーと製品の一覧表付き。
東日本大震災は、土木技術の粋を集めた大きく堅固な構造物による対策が、必ずしも地域の安全を保障するとは限らないことを明らかにした。安全を確保するための別の方法が強く求められている。本書では、土地利用の面では「グリーンインフラストラクチャー」を基本とすることを主張する。生物多様性の保全にも寄与する自然性の高い「空間」-たとえば広大な干潟、砂浜ー砂丘ー後背湿地システム、河川の氾濫原などーを、社会を自然災害から守る「緩衝地帯」として保全する方策である。地震・津波、風水害から生命と財産を守るための「自然に逆らわない」政策や、日本の国土の特性を生かしたエネルギーとしてのバイオマス活用を提案する。