マウスと昆虫の神経回路をつくる遺伝子Slit1/Slit2。ゼブラフィッシュとヒトの体の色を決定する遺伝子golden。胚の段階で細胞の将来を決定するように働くハエからヒトまで共通する遺伝子HOX。-すべての生物の構造・働きをつかさどる遺伝子の、世代を超えて性質を伝える仕組み、進化がおきる分子レベルの場面から、品種改良や犯罪捜査といった実用化の現場まで、遺伝子にかかわるあらゆる分野を鮮やかなビジュアル群とともに一冊に収録。
枯死木に依存する真菌類・昆虫・脊椎動物の種や機能の多様性に関する豊富な事例を紹介し、木材の持ち出しや生物に配慮しない森林管理による今日の森林の危機的状況を鑑み、森林や農地、都市公園において生物多様性を保全するための管理方法を提案する。木材に生息する生物の自然史や保全の必要性についてまとめた初めての本。
本書は、ニューロマスキュラー・テクニック(NMT)の歴史と発展について解説し、線維筋痛症に見られる症状の多くを含むよくある筋骨格系の機能障害に関して、治療オプションを分かりやすく紹介する。また、腹部、リンパ系、過呼吸などの呼吸パターンといった、筋骨格系以外の部位で生じた機能障害を治療するにあたり、NMTをどのように使えばよいかといった点にも触れている。
「かたち」をじっくり観察してみると虫って意外におもしろい!?虫が好きな人もキライな人も、「いろいろ」な虫たちをスケッチして、生き物の「れきし」や「くらし」について考えてみよう。
MIT(マサチューセッツ工科大学)を始めとするアメリカの各大学で採用される世界基準の生物学の教科書!
生業への限りない傾倒と没入によって、より人間らしい生き方を追究。畦道から農本主義の真価を問いかける。
古代の王政復古を掲げて近代国家の仲間入りを図った日本では、記紀神話に民族のルーツを求めて大和民族という概念が創り出されるが、古代に遡る民族設定は大和に「まつろわぬ」人々とされた出雲、エミシ、クマソ等の民族も同時に生み出した。混合民族論が主流だった日本で、戦後単一民族論が拡がったのはなぜか。大和中心のNation Building(民族意識や国民の形成)を出雲、エミシ、クマソの視点から捉え直し、同質社会観で覆い隠された日本人内部の多様性を解き明かしながら、多元国家観に基づく民族意識の再構築を説く。
楽しみながら、花や植物のことがわかる!花の雑学満載!
ゼロから始めて合格まで!看護・医療系入試を知りつくした人気講師がやさしく解説!
民間の知恵と資金を活用した、改革と活性化の途を探る!金融・投資の最前線で活躍する実務家と航空・空港ビジネス研究の第一人者による現状分析と未来展望。
本書は、ベストセラーとなった『文化経済学入門』の続編として書かれたものである。「文化遺産の保存と活用」や「芸術支援」といった古典的な文化政策を超えて、文化産業や著作権、国際貿易等の幅広い分野を対象として解説する。グローバル化と情報化という大きな社会変化によって文化政策はどう変容しているのか?その現況を平易な言葉で解説したテキストの待望の翻訳である。
気鋭の進化発生生物学者が、人体形成の謎を解く遺伝学の成果と、ヒトの突然変異をめぐる歴史物語を縦横に語る。
│特集│
目標達成
結果を出す組織のPDCA
38
計画達成よりノウハウ向上が成長のカギ
数値で管理すべきは結果よりプロセスである
星野佳路 星野リゾート 代表
46
「条件」 をつけるだけで達成率は変わる
個人に頼らず組織の目標を達成する法
ハイディ・グラント・ハルバーソン コロンビア大学ビジネス・スクール モチベーション・サイエンス・センター 共同ディレクター
56
新しいモノをつくる仕事がすべて
【インタビュー】
企業の成長に計画は不要である
森川 亮 LINE 代表取締役社長CEO
68
稀少な資源を有効活用する8つの方法
組織の時間も予算管理せよ
マイケル・マンキンズ ベイン・アンド・カンパニー パートナー
クリス・ブラーム ベイン・アンド・カンパニー パートナー
グレゴリー・カイミ ベイン・アンド・カンパニー パートナー
80
個人のやり方を問うても本質的な解決にはならない
時間管理はチームでこそ効果が上がる
レスリー・パーロウ ハーバード・ビジネス・スクール 教授
│HBR翻訳論文│
12
リーダーシップ
業績データのみで決定する
【2014年版】
世界のCEOベスト100
『ハーバード・ビジネス・レビュー』編
92
メンタル・ヘルス
職場環境はリーダー次第
コーチングが必要な
困ったリーダーたち
マンフレッド F. R. ケッツ・デ・ブリース
INSEAD 教授
108
グローバル
多国籍企業と地元企業が不在の「中間領域」を支配する
グローバル化の秘訣は
イスラエル企業に学べ
ジョナサン・フリードリッヒ
シャルドー バイス・プレジデント
アミット・ノーム
シャルドー シニア・コンサルタント
エリー・オフェック
ハーバード・ビジネス・スクール 教授
118
組織
なぜ組織の多様性をビジネスに活かせないのか
カルチャー・マップ:
世界を8つの指標で理解する
エリン・メイヤー
INSEAD 客員教授
本誌に掲載された論文を1本ずつ、PDFでお求めやすくなりました。
巻頭言
1
プロフェッショナルとしてNPOで働く
小沼大地
クロスフィールズ 代表理事
Serial Article
128
世界標準の経営理論
[第6回]
理論ドリブンと現象ドリブン
経営学はけっして「現実の後追い」ではない
入山章栄
早稲田大学ビジネススクール 准教授
Idea Watch
5
戦略と営業現場を
直結させる4ステップ
フランク・セスペデス
ハーバード・ビジネス・スクール 上級講師
11
ついに衰退に向かい始めた上場企業
ロジャー L. マーティン
前 トロント大学 ロットマン・スクール・オブ・マネジメント 学長
86
人材採用は直感ではなくアルゴリズムで
ネイサン R. クンセル
ミネソタ大学 教授
デイビッド M. クリーガー
教育検査サービス協会 研究員
デニス S. ワンズ
ミネソタ大学 教授
88
苦痛を待つのは
苦痛そのものよりつらい
ジャイルズ・ストーリー
インペリアル・カレッジ・ロンドン、
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン クリニカル・フェロー
Vision Statement
139
アイコンの歴史を探る
『ハーバード・ビジネス・レビュー』 編
前号を読んで
144
英語版との時間差をなくすのが
次の課題
安部義彦
ブルー・オーシャン戦略プラクティショナー
アメリカ流を無批判に受け入れない
左京泰明
特定非営利活動法人シブヤ大学 学長
発達障害の爆発的増加はなぜ起こったのか?発達障害の原因は遺伝か?環境か?遺伝環境相互作用か?電子メディアの発達への影響は?DSM-5と発達障害概念のゆくえは?さまざまな謎を解き明かす発達障害理解の基本書。