本書は、信託業務の現状を紹介するとともに、未来に向って信託の機能を一層発揮しつつ厳正で高度な業務の展開に邁進することにより、確固たる「信託の時代」を築こうとするビジョンを描いたものである。
自らの生れた組織を破壊し、無秩序に増殖するがん細胞。研究者たちはそのメカニズムを、細胞の増殖をコントロールするメカニズムそのもののなかに求めて、研究を続けている。
本書は、先進7カ国とユーロ市場を対象に、最新のデータをもとに、各国の金融制度の現状や特色を明らかにし、制度改革の方向を解明したものである。
昆虫たちはいつでも人間の友達である!彼らが演じるドラマをもう一度眺めてみよう。昆虫一筋半世紀。彼らのすばらしさを追いかけてきた著者が昆虫の素朴な疑問に答える。
本書は、資産/負債管理(ALM)を文脈の背景に捉え、ALMの考え方、長期にわたる標準的資産配分の決定、状況の変化に応じた標準的資産配分の短期的な変更(戦術的資産配分)、動的に資産配分を変化させてポートフォリオをヘッジするポートフォリオ・インシュアランス、国際的資産配分、資産配分戦略のパフォーマンスの評価など資産配分の多様な諸問題を理論と実務の両面から扱ったものである。
「環境問題」の舞台装置はいかにしてつくられ、どのように克服されるべきか-。戦後世界の政治、経済の道のりと到達点、その枠組みにおける「劇中劇」としての日本の特異な成長メカニズム-バブル経済破綻の必定とこんにちの環境問題の依ってきたる基層を鋭くえぐり、自然と人間の恢復をグローバルに展望する食糧、農業、環境問題論。
かずかずの事例から成功戦略をさぐる。
“この動物たちを滅ぼしてはならない!”世界的写真家、スティーブン・ドルトンとジョージ・バーナード、動物学者アンドリュー・ミッチェルが、“地球の楽園”アマゾンの熱帯雨林でとらえた躍動する命の写真集。
ミステリアス・ノンフィクションあり、ハードボイルド風タッチあり、そして本格的推理小説スタイルあり-。綿密なフィールド探査をベースに、多彩なレトリックで、生態学の謎と未知に挑戦しつつ、同時に生態学の現在的論理と共通感覚を構築せんとする。
本書はバイオテクノロジーを育種手法の一つとして位置づけ、植物育種の流れに沿って新旧の育種技術を織り交ぜながら具体的に解説したものである。上巻の本書は基礎編として、遺伝学の基礎知識を前提とした、遺伝資源と育種計画、遺伝変異の作出、集団構造と選抜理論の3部から構成されている。
100万種を超える動植物の多様な形態と生態を、主要な分類グループごとに紹介し、動物が生きのびるために必要な行動の原理を解き明かす。