グローバリゼイションの名の下に、先進国とりわけ欧米諸国は、WTO(世界貿易機関)を媒介に「特許獲得」と「遺伝子工学」という新しい武器を巧みに使って、第三世界を再植民地化しようとしている。これはコロンブス以来行なわれてきた植民地政策の究極の形である。グローバル化は、長い時間をかけて世代を通して培われてきた「地域固有の知識」の価値を否定するばかりでなく、生命自体をも植民化しようとしている。市民は生物学的多様性と文化的多様性を守るために立ち上がらなければならない。世界的な環境科学者・物理学者の著者による反グローバル化の思想。
性も「十人十色」。性同一性障害と同性愛の人びとが協同してつくった初めての本。
これまでの公共事業に変わる農林産地の活性化・雇用創出と、国内で生産できる再生可能なエネルギー資源として期待されるバイオマス(生物資源)。農作物からつくる燃料からベンツ車の内装材まで、国内外のバイオマスエネルギー開発、バイオマス製品開発の最前線を取材した「バイオマス」利用についての包括的なガイドブック。
どうしても魔女になりたい妖精のローズマリー。ベルギーの若手アーティストによる、とってもおしゃれな絵本。
戦争にあえぐ北欧のフィンランド。春への期待に息をひそめている森にも、爆音が響く。虹から舞い降りて迷子になった妖精イルージアは、地上で見るもの聞くものすべてに心奪われ、気づいたときには大切な羽根がなくなっていた。「虹の国に帰りたい…!」涙にくれる可憐な妖精を、不器用だけどありったけのやさしさで慰めたのは森のトロール、ペシだった。無垢なふたりの冒険と、森の生きものたちの生と死のドラマを、透きとおるような美しさで謳いあげたファンタジー文学の傑作。
社会に分散している才能や情報をネットワークで結合すれば、新たなエネルギーを生み出すことが可能だ!高齢化、環境問題、セキュリティ問題をチャンスに転換し、日本を世界のフロントランナーに変える画期的提案。
ダーウィンとウォーレスが提唱してから140年余。いまや「進化」をぬきにして生命の理解はありえないまでに、進化理論は著しい発展をとげた。生物の多様性、環境への驚くべき適応、ヒトという種の起源…生命に関わる数々の謎を解く鍵はすべて進化の考え方の中にある。細胞の構造や遺伝の仕組みといった基本から説き起こし、生物の多様な形態の進化、さらに最新の分子進化の理論までをていねいに解説。進化理論の基礎を確実に理解させてくれる入門書。
組織営業力とは、文字どおり、組織として身につけるべき営業能力のことである。それは個々の営業担当者が有するスキルの問題ではなく、組織的な営業マネジメントの仕組みの問題であり、営業をマネジメントするリーダーシップや組織風土の問題でもある。組織営業力を高めるためには、企業として腰を据えたマネジメント改革に取り組まなければならないのである。
アメリカでの生活体験を題材に、経営の視点を織り込みながら、パグ犬“コマちゃん”を主人公に見立ててエッセイ風につづった「エピソード」と、起業家教育などの経営に関する基礎知識について事例を交えて分かりやすく紹介する「ビジネスの小径」で構成されています。これまで一度も経営書を手に取ったことのない人でも気軽に読み進むことができます。
チョウの斑点、サカナの縞、バクテリアコロニーー生き物の形や模様はいかにして決まるのか?理論と実験を融合し、生物をモデリングする。
チームの底力を引き出すリーダーのビジネススキルを徹底習得。
なぜ、かたちと模様がこれほど多様なのか。その謎を説くカギ、「マスター遺伝子」とはー。進化理論の驚くべき展開。
グローバル企業経営者は、何を考え、何を変え、そして今、何を目指すか。