住まうとは何か。建てることは、いったいどこまで、住まうことに帰属するか。20世紀を代表する哲学者マルティン・ハイデッガーの建築論“Bauen Wohnen Denken”の初の全訳に詳細な解説を付す。
世界の最富裕層500人の合計所得は最貧層4億1600万人の合計所得にほぼ等しい。世界の25億人は1日2ドル以下で暮らしている。格差を拡大した市場原理主義はソーシャル・キャピタルをも侵食し、人々の絆を断つ。アメリカ社会では親友喪失シンドロームにより、国民のおよそ4人にひとりは親友と呼べる人をもたない。持続可能な社会とは、何よりも人々が安心して暮らせる社会である。
内藤記念科学振興財団の広報誌「内藤財団時報」に掲載された巻頭言シリーズ「若い研究者のために」を、30年の時を追って編集。
哲学専攻の大介君が免疫学の教室に!?初心者ならではの会話で、自然に免疫のしくみがわかる入門書。初心者の疑問に答える会話形式だから、ややこしくて難しい免疫学もしっかりわかる。
個人技術の向上に徹底的にこだわる個性的な選手育成で、話題のサッカークラブ「エスポルチ藤沢」。そのイマジネーションとテクニック溢れるトレーニングメニューを完全公開!1日1メニューのチャレンジでOK!4週間で間違いなくキミの個人技のレベルがUpする。今日から始める、明日のファンタジスタ養成のためのドリル本だ。
第一線の研究者による初の入門書!素粒子の超弦理論の発展の中で見いだされた重要な幾何学上の発見である「ミラー対称性」。その基礎理論を、数学的側面から解説。
既成概念の壁を打ち砕くDNA科学による最新日本人起源論!Y染色体・ミトコンドリアDNA分析によって根底から刷新された日本人のルーツ。日本列島における多様なDNA・文化・言語の成立史を最先端科学によって解明。分子生物学・考古学・言語学が密に統合され鮮やかに描かれる新たな日本人・日本文化理解。既成概念という神話からDNA科学への知のパラダイムシフトを強力に押し進める待望の書。
ネットが平等で国境が無いなんてウソだ!文化的な衝突から国家同士の争いまで。新たな構築された「壁」の実態に迫る。
世界は、生物多様性を無視できないー温暖化に続く世界の新潮流「生物多様性」。第一線の執筆陣が、その歴史と今後の展開を「経済」の視点で読み解く。
一五四三年、鉄炮はポルトガル人により日本に伝えられた。戦国乱世の時代には、武器として多くの鉄炮が求められ、戦闘様式や築城法などにも大きな影響を与えてきた。江戸時代には、文治政治へと移行していく過程の中で、回国の生活を過ごしてきた炮術師たちが、身分制社会の規範として仰がれ、武芸としての炮術が花開く。炮術に生きた師範と門弟、関流炮術を継ぐ関内蔵助家の家族模様を写しだす。
日本のスピリッツ、本格焼酎&泡盛、味香の饗宴。
「年越し派遣村」は非正規労働とワーキングプアとが背中合わせにあることを明らかにした。同じ深刻な「貧困問題」を抱える韓国などとの比較を通じて、多様な労働者を包み込む社会制度の確立のための道を、豊富なデータと取材から探究する。
この地球の経済はじつのところ、どうなっているのか?身近な疑問から経済の全体像がよくわかる50の入門講座。