ものを腐らせ、病気の原因となる悪者?環境をまもり、薬をつくり出す救世主?はたして、その正体とは?
微生物の力、花粉症対策、バナナの危機、ハスの葉やクモ糸からの技術、色の名前、森と認証マーク、市井のナチュラリスト…私たちは多様な生き物と共にくらしている。心を満たす持続可能な価値観の提案を、多様な生き物のエピソードをまじえて綴る。
近年、ますます多くの政策分野で科学的根拠に基づく助言が不可欠になり、関連の議論が世界的に進んでいる。食品安全、医薬品審査、地震予知、地球温暖化などの事例を紹介しつつ、科学と政治・行政のよりよい協働に向け、科学的助言の課題と今後の展望を示す。
情報で勝負するビジネスリーダーの雑誌【特集】どう生きますか 逝きますか
死生学のススメ
<第一章> 現代日本人のリアル 死生観はありますか
死生観 1万人調査
[Interview] 五木寛之●作家
<第二章> 死生観の変遷 墓・葬式は必要ですか
遺骨は郵送、僧侶はアマゾン 簡素化&多様化する墓・葬式
比較で分かる 6つの宗教が考える“あの世”のこと
あなたはどのタイプ? 歴史人物に見る八つの逝きざま
<第三章> 仕事に活きる死生観 働き方を変えませんか
進行がんになって見つけたやりたい仕事と自らの使命
田坂教授の誌上講義 覚悟を持てば才能が開花する つらい逆境は成長の糧となる
[Interview] 吉田晴乃●BTジャパン社長
映画ガイド 映画監督・砂田麻美が見つめる なにげない日常に漂う生と死
<第四章> 介護と死別の悲嘆 家族の最期、考えませんか
両親の認知症介護から教訓 病を否定し続けずに受容する
[Column] 遺体を運ぶ現場に密着 異境で亡くなるということ
未曽有の死者を出した震災で呼び覚まされた霊性の死生観
[Column] 宗教を超えて心のケア 東北発祥の臨床宗教師
[Interview] 玄侑宗久●作家・僧侶
<第五章> 終末期の医療 延命を望みますか
天寿のかたちは人それぞれ 延命治療を断るということ
[Column] 米人気俳優が認知症で自殺 欧州一部は「安楽死」合法化
7つの切り口でひもとく 人生を考えるための本たち
<第六章> 死と生の科学 臨死体験って本当ですか
[Interview] 山田誠二●人工知能学会会長、国立情報学研究所教授
[Interview] 石黒 浩●ロボット学者、大阪大学特別教授
【特集2】愛憎渦巻く人間模様 LCC乱気流
【特集3】悪魔か救世主か ヘリコプターマネーの功罪
【News】
[DIAMOND REPORT]任天堂復活なるか
ポケモンGOの熱狂と次の一手
目先の利益よりも企業理念が会社を伸ばすー。「ソーシャルビジネスの雄」として各方面から注目を集めるサラヤのすべて。
LGBTは、精神障害なのか?LGBTは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字を集めた略語である。かつて精神医学で病理と捉えられていた同性愛を含む多様な性のあり方は、現在では精神障害とはみなされていない。本特集では、一般精神科にLGBT当事者が、生きづらさや特有のメンタルヘルス問題を抱え、訪れた際に適切に対応するために、その概念や歴史的経緯を基礎から紹介し、さらに彼らのニーズに沿った医療を提供するための具体的対応方法を取り上げた。これからの精神科医が求められるLGBTの正しい理解と適切な対応のために必読の特集。
レギュラシオニストによる初の体系的・歴史的な“日本の不平等分析”も収録、不平等の縮小に向けた政策を提案!ピケティ『21世紀の資本』の不平等論における貢献と限界を示し、不平等論へのレギュラシオン的アプローチの可能性を提示!
なぜ、「キャリア開発」は注目されているのか。いま、どのような課題があるのか。基本的な理論や考え方を解説するとともに、ダイバーシティ、正社員の多元化、ワーク・ライフ・バランス、育児、介護、再就職、ブラック企業問題、非正規雇用などのトピックスについても具体的に解説。
世界のアートの最新トレンドをいつも敏感な読者にお届けする美術情報・批評誌特集
ZEN
中世〜江戸時代を経て、日本の社会と文化に大きな影響を及ぼした禅。
世界では、日本語に由来する「ZEN」は宗教を超え、
その思想や実践が自らの精神性を高めるものとして、広く取り入れられている。
日本の禅は世界でどのように受容され、どのような変化を遂げてきたのだろうか。
その変遷を追いかけ、現代における 「ZEN」の多様なあり方を探る。
山城知佳子インタビュー
*内容は都合により変更することがあります。
異文化理解と国際理解に関して、多様な広い視点から具体例をもとに論じた誘いの書。特に文化人類学による異文化理解の視点と国際関係論を主とする国際理解の視点を軸に、自文化における身近な他者理解にも注目する。社会学や民俗学、地域研究、美術史などの視点も合わせて多角的・複眼的にわかりやすく紹介する。
もはや「幻の鳥」ではない。世界中で奄美大島だけに住む鳥、オオトラツグミ。謎に包まれたその生態を、亜熱帯照葉樹林に追う。
地球の素顔を伝えるビジュアルマガジン【まるごと一冊 ジェンダー大特集】
多様化する「性」を考える
●9歳の男女観:
性別の違いによって人生はどう変わる? 世界各地の9歳の子どもたちに尋ねたら、興味深い答えが返ってきた。
●曖昧になる男女の境界:
従来の性別に当てはまらない、“第3の性”に属する人がいるのはなぜか? 科学で迫る。
●「男らしさ」への道:
世界の少年たちはどのようにして「一人前の男」になるのか。伝統的な通過儀礼が残るケニアの部族を取材した。
●ありのままの自分で:
「女の子らしさ」の定義に悩む米国の少女たちが、等身大の自分を受け入れることの大切さを伝え始めた。
●スウェーデンの育休パパ:
世界に先駆けて育児休業制度を充実させてきたスウェーデン。制度を利用し育児に取り組むパパたちを訪ねた。
●苦闘する少女たちの希望:
性犯罪や貧困、因習に苦しむ少女たちが世界には数多くいる。彼女たちを苦境から救い出すことはできるのか?
【コラム】
●EXPLORE 探求のトビラ
「ジェンダー用語集」
「ねえ、何色が好き?」
「男女格差はどのくらい縮まったか」
「『性』の多様化で日本は?」
「鏡よ鏡、私の価値って何?」
「おもちゃにみる男女の区別」
「数字で知る少女の現実」
●生命をつなぐ「半分は雄、半分は雌 不思議なチョウ」
●読者の声
●もっと、ナショジオ
●テレビでナショジオ
●次号予告
●日本の百年 「ねんねんころりよ 子守をする少女たち」
●今月の表紙:「男と女」だけの時代が終わろうとしている。生まれたときに決められた性別(体の性)ではなく、自分自身で性別をどのように認識しているか(心の性)が尊重される時代になろうとしている。ジェンダーの多様化で社会はどう変わる?
写真=ヘンリー・ルートワイラー
入門者からマニアまでレコード愛好者は必読【特集】 キング・クリムゾン 80年代3部作
■ 短命ながらも、不動の4人が80年代に残した確かな足跡(舩曳将仁)
■ 音楽論──“ディシプリン”が意味したもの(立川芳雄)
■ 全曲ガイド
『ディシプリン』(武田昭彦)
『ビート』(坂本理)
『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』(松井巧)
■ 『オン(アンド・オフ)ザ・ロード 1981-1984 40thアニヴァーサリー・ボックス』解説(石川真一)
■ 『ジ・エレメンツ:2016 ツアー・ボックス』解説(石川真一)
■ 『コレクターズ・クラブ』──初来日時8公演の音源が一挙登場(赤岩和美)
【特集】 ヘロン
■ インタヴュー〜“木漏れ日フォーク”っていうのは素敵な表現だね(小山哲人)
■ ヘロン・ディスコグラフィー
オリジナル・アルバム(小山哲人)
編集アルバム/そのほかの関連音源(若月眞人)
【特集】 四人囃子
■ 岡井大二インタヴュー〜“前衛ポップ”じゃないと四人囃子はやる意味がないんです(小山守)
■ 多様な音楽性を高度な演奏力で聞かせた先駆的なバンドの歩み(小川真一)
■ 四人囃子 ディスコグラフィー オリジナル・アルバム/編集盤(中村俊夫)
【特集】 リイシュー・アルバム・ベスト10/5
■ 読者が選んだリイシュー・アルバム
■ ロック(大鷹俊一)
■ ロック(萩原健太)
■ リマスター/ハイ・レゾリューション(武田昭彦)
■ オールディーズ(中村彰秀)
■ プログレッシヴ・ロック(小山哲人)
■ ハード&ヘヴィ(山崎智之)
■ パンク/ニュー・ウェイヴ(行川和彦)
■ トラッド/ブリティッシュ・フォーク(山岸伸一)
■ フォーク/カントリー(鈴木カツ)
■ ロック発掘映像(赤岩和美)
■ ブルース/ゴスペル(小出斉)
■ R&B/ソウル(鈴木啓志)
■ ジャズ(大村幸則)
■ ジャズ・ヴォーカル(高田敬三)
■ 日本のロック(湯浅学)
■ 歌謡曲/芸能(鈴木啓之)
■ ブラジル(駒形四郎)
■ レゲエ(米光達郎)
■ ラテン(山本幸洋)
■ ワールド・ミュージック(深沢美樹)
■ サウンドトラック(上原昭一)
■ 新作アルバム(編集部)
ほか