食物摂取の形態は採取、狩猟から栽培、飼育へと時代や地域環境とともに変遷してきた。飽食、グルメ時代といわれる現在、食物摂取が多様化する中で、食はこれからどこへ向かっていくのだろうか。
世界経済全体を見渡せば、多くの未解決な経済問題が山積みされていることに気が付くであろう。世界的な規模における人口、エネルギー、環境の問題、そして北米、欧州の先進各国における財政赤字、貿易赤字、失業、景気停滞の問題、さらに発展途上国の累積債務、低所得低経済成長の問題、その上崩壊しつつある旧東欧・旧ソ連に対する経済援助の問題などが未解決のまま残されている。近代経済学はこのような問題にどのような解決策を見いだすことができるのであろうか。…今近代経済学で問われている最先端の問題を理論的に分析する。
一般相対性理論は、宇宙現象を解析する有力な手法として、あるいは相互作用の統一理論の出発点として、物理学の欠せぬ基礎をなすにいたっている。本書では、宇宙モデル、ブラックホール、時空の動力学、幾何学的な統一理論と重力量子化の試みなどを題材として取り上げ、それらを微分幾何学の手法に重点をおいて解説し、一般相対性理論の構造を体系的に明らかにする。
協同の社会システムの実現を展望し、生協の現状と問題点を明らかにする。
すでに日本から35種の植物が滅び、162種が絶滅寸前の状況にある50種のイラストを加え、第一線の研究者25名による現場からの報告。レッドデータブック選定の全895種のリスト掲載。
コレステロールだけが心臓病の原因ではない。がん遺伝子とがん抑制遺伝子。アルツハイマー病と第21染色体の関係。アレルギー克服の鍵は分子免疫学。精神分裂病・躁うつ病のパズルを解く分子遺伝学。
マーストリヒト条約(欧州連合条約)でECの通貨・金融統合はこう進展する。英・仏・独の利害衝突で激動する欧州通貨危機。統合に進む欧州各国の資本市場の実態変化を分析。ECU(欧州通貨単位)債市場の構造と将来展望。
冷戦体制崩壊後、今日の資本主義は新たな展開を迫られている。地球を覆う環境破壊・膨張する人口・西西問題…。各民族のもつ文化的多様性をベースに協調・共生は可能か。価値観の転換・知的枠組の再構築を考える。
「コンビニを核にしたSC」「遊園地を持つ巨大SC」「ディスカウントストアを集めたSC」-。ショッピングセンターが多様化する今、「伸びるSC」をつくるノウハウを伝授。
私たちの身近にいた動物たちに絶滅の危機が-。環境庁発行の『日本の絶滅のおそれのある野生生物』日本版レッドデータブックにあげられた、絶滅の危機に瀕する動物486種除昆虫のリストをランク別に収録。特にその中から50種を選定して、生態的イラストを加え、その動物を実際に研究してきた研究者36名が、最新の研究成果から危機の現状を浮き彫りにした。
すでに日本から2種の昆虫が滅び、23種が絶滅寸前の状況にある。50種のイラストを加え、第一線の研究者32名による現場からの報告。レッドデータブック選定の全207種のリスト掲載。