農業を支える低賃金労働の問題から、遺伝子組換え、TPP、フード・ポリティクス、世界に広がるTEIKEI運動など、さまざまなトピックをもとに日本と世界の食と農の現状を読み解く。
交配をめぐるオスたちの激しい争い、わが子をまもるための巧みな子育て戦略、オスメスを決定する遺伝子の精巧な働きなど、「地球とは昆虫の惑星である」と言われるほど繁栄する昆虫たちの性にまつわるテーマをそろえ、豊富なビジュアルとともにQRコードから視聴できる昆虫の動画や鳴き声を通して、昆虫たちの魅惑と不思議に満ちた性の世界を紹介。
人と自然が織りなす持続可能な未来。生物多様性や生態系、自然資源の現状をふまえながら、地域や都市の多様なステークホルダーの参加で自然とのつながりを取り戻し、望ましい未来社会を展望する。
耕さず、ミミズに委ねよう。ミミズは落ち葉と土を食べて団子にし、栄養を閉じ込め、水路も作る。土を構造化し続ける生態系改変者に、これからの農業を学ぶ。
公害問題から地球環境問題まで環境問題の解明と探求に可能性をひらく14章。
新進気鋭の若手生態学者が考える生態学の体系をシリーズ化。森林生態学をめぐる膨大な知識をコンパクトに体系化。学生だけでなくプロの研究者も必読の一冊。
水辺には生物たちの複雑なドラマが人知れずある。水辺の動植物の観察に欠かせない一冊!
保護の「客体」ないし「依存者」と見なされていた高齢女性が「主体」として生きることへの提言。
農的社会へのシフト。日本農業の誤解を解き、特質を重視。循環性・持続性・関係性を取り戻す道筋と処方箋。
グローバル化と工業化が進む現代の食と農を多角的・批判的に分析し、対抗性を担う主体とその実践から、生命と地域に根ざした新しい視点を提示する。現代における「食と農の社会学」を基礎づける待望のテキスト。
オールカラーで、ディテールまで見やすく、わかりやすい。各章の冒頭に、その章の内容構成、章概要を明快に記述。各章の冒頭に、その章内で現れる重要用語の定義をわかりやすく簡明に記述。学習の理解度を読者自ら評価・チェックできるように、基本概念のチェックポイントを設定。
名古木の自然調査で確認した生物種数838種。復元した棚田の米づくりで蘇った多数の動物・植物たち。生き物たちの多様性を支えるのは、安全・安心な食べ物づくりを担う私たち一人ひとりの多彩な個性です。自然あふれる「さとやま」を未来の子どもたちへ!
21世紀に期待されるライフスタイル革命とは。新たな生活様式を特徴づけるいくつかの要件を地域コミュニティのもつ「三つのローカル性」と関連づけながら、同時に興味ある事例を紹介し、その具体的な姿を、会計的な視点と現代の公的介護保険制度とリハビリテーションの考え方を用いて提案。
環境問題を解決するために、科学への期待はきわめて大きい。保全生物学は、生物多様性や健全な生態系を持続させるための「使命の科学」として、広範な研究領域の手法や知見を取り入れた総合的な科学に発展しつつある。生態学の基礎をおさえつつ、気候変動や景観生態学、資源管理など不可欠な要素を、今日的視点から解説する。
植物と菌類の分類・形態に関する30のテーマを、図を豊富に用いて、わかりやすく解説。植物と菌類が現在の姿になった過程など、興味深い話題を提供。講末にTea Timeを設けて、テーマに関わるさまざまなトピックスを紹介。
たったひと言で部下が自ら動きチームが変わる!1on1、報連相、会議、任せ方…
「無線メディア」(Wireless Media)とは、「電(磁)波」を使って双方向に情報のやりとりを行なうもの全般を指します。「メディア」と言えば、以前は「ラジオ」や「テレビ」が主流でしたが、通信やネットワークの「無線化」が進むことによって、大きく様変わりしました。本書では、「無線メディア」について、重要なトピックを拾い集めて、これから生まれる本格的な「無線メディア通史」のための歴史的な流れを捉えます。
新たな緑資源づくりで「生態系の恵み」確保へ。人口減少で縮退する都市。いかに応分の負担と適切な支援により、里山の緑空間を創出するかを論究。