「無線メディア」(Wireless Media)とは、「電(磁)波」を使って双方向に情報のやりとりを行なうもの全般を指します。「メディア」と言えば、以前は「ラジオ」や「テレビ」が主流でしたが、通信やネットワークの「無線化」が進むことによって、大きく様変わりしました。本書では、「無線メディア」について、重要なトピックを拾い集めて、これから生まれる本格的な「無線メディア通史」のための歴史的な流れを捉えます。
国家性・普遍主義・平等は維持できるのか。移民問題・グローバリゼーションの波に揺れる「北欧モデル」を学際的かつ多元的に考察。
品質工学の技術的全貌を集大成。品質工学の基本的な考え方に基づいた具体的な研究成果を専門分野別に分類。巻末に事項索引、人名索引、文献索引、企業・組織索引が付く。
地球上のあらゆる生命体は、「宇宙船地球号」の乗組員として相互に関わり合いを持ち、全体としての生命を保っている。フラスコ内のような小さな生態系の研究からでも、地球生態系のしくみを知る手がかりを得ることができる。
口ベタで日系企業出身の私が、15年間のグローバル企業勤務で必死になって身につけた、人を動かす「主張」の技術。生き残りたいなら、こう話せ!
新たな緑資源づくりで「生態系の恵み」確保へ。人口減少で縮退する都市。いかに応分の負担と適切な支援により、里山の緑空間を創出するかを論究。
残酷な「複雑性の罠」がシステムを支配している!あらゆる破滅に通じるヒューマンエラーとは。フィナンシャル・タイムズとマッキンゼーが選び、35歳以下の俊英に贈る「ブラッケン・バウアー賞」受賞作、待望の邦訳。
台風の日にコロッケが売れる!?日本最大のレシピサービス「クックパッド」による、食品スーパー関係者必見のビッグデータ活用法!「ヒットしそうな新メニュー」「あの食材の本当の使われ方」食卓の「リアルな実態」が分かります!
戦略的なテーマに焦点を絞って行政学のフロンティアを開拓するシリーズ。本巻では、国際援助のしくみと運用を分析。
矛盾した要求に応える方法は、あるのか。コンピュータでないとできないデザインとは、何か。自然生態系のように自由とバランスの両方を持った街はできないのか。それに応えるのは、YESとNOの間にあるものも受け入れてそれでいて混乱に陥らずにさまざまな課題を解決する、柔らかな科学。2002年日本建築学会賞受賞、地下鉄大江戸線飯田橋駅の作者が問う。
私たちが毎日口にする「食べもの」は、今、国家と多国籍企業のグローバルな支配下にある。農業の工業化による自然と食文化の破壊をえぐり、スローフード運動の先駆性を認めつつも、それを超える新しい農と食のあり方を考察する。
貧困の克服、環境改善、食と農、高齢者や女性、若者がいきいきと安心して暮らせる社会の実現…この本では、世界が抱えるさまざまな問題について、多様な角度から掘り下げて理解を深め、みんなが幸せに生きる世界へ、その道筋を探っていく。
日本における中小企業研究の第一人者である著者は、2000年以降、その研究対象を中国へと向け、浙江省の製造業や、自転車産業を中心に、各地で詳細な産業実態調査を続けてきた。巨大な市場における激しい競争と、分業の広域化が形成されるなか、著しい経済発展を遂げた現代の中国と、高度成長期の日本には、ある種の共通性を見いだすことができる。日中両国で膨大な調査を行った著者が、その比較の視点から、中国産業発展の論理を追究する。
「アメーバ経営」は、京セラを創業した稲盛和夫名誉会長が考案した経営管理手法であり、管理会計システムの仕組みにきわめて優れた叡智が結集されている日本的管理会計を代表する手法の1つである。本書は、アメーバ経営の導入にみる「プロトタイプ(原型)の管理会計システム」と「導入された管理会計システム」との比較分析を行っている。具体的には、アメーバ経営を導入しているホテル2社と、プロトタイプである京セラとの比較考察であり、それらの管理会計システムの「一致」と「相違」を明らかにし、その「多様性」の解明を試みるものである。