大正時代。日本橋にある金平糖専門店「七ツ堂」の看板娘・いろりには、不思議なチカラがあった。撫子(薄桃)色の金平糖を食べると人の記憶が視え、橙色の金平糖は過去が視えるなど、金平糖の種類によって様々な能力を発揮する。母親の形見をいらないという少女の真意、父親の仇討ちをしたいという同級生、親友の失踪…。チカラを生かし、猫のジロとさまざまな事件に立ち向かう!
インパール作戦で上官に逆らって撤退を決断した佐藤幸徳、その配下で1人の餓死者も出さず撤退に成功した宮崎繁三郎。沖縄戦で大本営の方針と異なる作戦を立案・実行し、米軍を抑え込んだ八原博通。特攻を拒み、独自の作戦で戦果を上げた芙蓉部隊の美濃部正ー戦争という狂気の時代に、なぜ彼らは、暗愚な上官・中央の命令に抵抗し、信念を貫くことができたのか?太平洋戦争を俯瞰しながら、4人の指揮官の決断と行動をたどる。根拠なき精神論・同調圧力・理不尽が跋扈する現代日本への教訓の書。
オフィス、住居、ショップなどの入った東京の巨大な複合施設“Kヒルズ”。夜警の栄田は深夜の巡回中に、一人の少女と出会う。なぜか監視モニターに姿の映らない少女は、あたかも目の前で行われているように、住居内での殺人計画の現場を見せる。以後、栄田の周りでは人々が次々と死んでゆく。その陰には、いつも少女がいた…。戦慄の長編ホラーサスペンス。
シャロック・ホウムス(シャーロック・ホームズ)に憧れ、名探偵になることを宣言した女学生の菜富(なとみ)令嬢。お抱え俥夫の寛太は彼女の願いを叶えるべく、菜富の家庭教師をしている小早川と協力するー。死んだはずの友人から手紙が届く「死者からの手紙」事件や、未来人が帝都に現れた「未来より来たる男」など、ふたりは数々の難事件に挑むが…。大正時代の帝都を舞台に、乙女探偵が舞う!
本を速く読みたい!-それは忙しい現代人の切実な願いである。だが、速読は本当に効果があるのか?10冊の本を闇雲に読むよりも、1冊を丹念に読んだほうが、人生にとってはるかに有益であるー著者は、情報が氾濫する時代だからこそ、スロー・リーディングを提唱する。夏目漱石『こころ』や三島由紀夫『金閣寺』から自作の『葬送』まで、古今の名作を題材に、本の活きた知識を体得する実践的な手法の数々を紹介。
コーチングの道具であなたのやりたいを実現。名コーチ「平野圭子」が26の道具を初公開。
日中関係は、古来ほぼ疎遠であった。経済的な交流は盛んでも、相互理解は進まなかった。遣唐史とは、少なくとも中国の側からすれば「敗戦国」からの朝貢使節に過ぎず、この時代、日本は東アジアから隔絶していた。中国からの影響も、きわめて選択的な受容にとどまっている。元寇以降、中国北方とは政治軍事中心の、南方とは経済・文化中心の関係となった。その後、日本は寺子屋で漢文を庶民に教えるなど「漢語化」するが、中国文化を全面的に信頼することはなく、中国も日本から学んだ時期があったが、その理解は表面的なものだった。気鋭の歴史学者が描く、新たな日中関係史。
風采は上がらないが頭脳は明晰、発明家兼探偵の百栗柿三郎。大正時代の浅草を舞台に、女中の千代、居候の小学生・玉緒、迷い犬のハチとともに難“怪”事件に挑む!先進の科学知識を駆使して、“雪に閉ざされた密室の殺人”“屋根裏の住人の告白”“読めない脅迫状”“消えた工女”の謎は解けるのか!?本格ファン感嘆のミステリーシリーズ第2弾!
ジルベールが、青春の衝撃が、甦る!全貌に迫る決定版。
オフィスワークの時短の要、エクセルで瞬時に仕事を終わらせる。いつもの計算・集計を手際よく。思った通りに素早く印刷。書式を意図通りに瞬間設定。ショートカットは覚えるな。時短によく効く数式・関数。
現代のオフィスワーカーなら、日々の業務にパソコンは必須です。パソコンが必須ということは、パソコン操作の速度が仕事の質と速度に直結するということ。もっと速く、もっと効率的に、ミスもストレスもなくしてパソコンで仕事するための最高のテクニックを本書で紹介します。
少子高齢化がもたらす経済縮小の結果、ほぼ確実に日本は「小国」になります。しかし、小国になるということは、豊かな社会を構築するチャンスでもあるのです。
自動車事故で、片足を切断する大怪我を負った女優の叶世久美子。偶然、現場に駆けつけたデザイナーの相良郁哉は、その後、彼女の義足を作ることになる。しだいに心を通わせていく二人は、それぞれの人生の中で見失っていた「愛」を取り戻そうとするが…。平野啓一郎が描く、愛のかたち。
『都心に住む』は、都心居住のライフスタイルを提案する住宅情報誌です。
「住まい」は暮らしの舞台である一方、大切な「資産」でもあります。
都心にありながら緑に囲まれた街、活気に満ちた街、夜景の煌めく街…
上質で多彩な住環境と、資産価値の高さ。その両面を叶えられるのが、
都心ならではの魅力です。変化の速い現代、その価値の高さに、
世界のハイクラス層が注目しています。小誌はそんな皆様に向け
「上質な暮らしと、住まいを通じた資産形成の実現」をコンセプトに
厳選された東京都心の住まい&ライフスタイル情報をお届けしています。
【大特集】東京の資産価値 徹底予測
2023年はポストコロナ社会の輪郭が、より鮮明になるかもしれない。
コロナ禍をものともせず好況が続く都心マンション市場も
これに呼応して、さらなる資産性の伸びを示すのでしょうか。
それとも世界を揺さぶる外交、経済などの不安定要因に水を差されるのでしょうか。
専門家の視点やデータ、注目エリア、再開発プロジェクトなどを通じて、
2023年以降の都心マーケットを先読みしていきましょう。
【特集】サステナブルな未来へ 都心デベロッパーの戦略
2050年のカーボンニュートラル達成に向け、国や自治体、デベロッパーが取り組みを加速しています。
低炭素建築物などへの優遇制度もそのひとつ。サステナブルな街をどのように実現していくのでしょうか?
今後のロードマップと共に、都心の街づくりをけん引するデベロッパー各社の取り組みを紹介します。
【連載】TOKYO PRECIOUS 別所哲也 氏
映画デビューはハリウッド、出身は静岡県島田市。
大学での英語劇からキャリアをスタートし、グローバルな経験のみならず、ローカルな視点ももつ。
ふるさとを日本全国に、東京を世界に紹介する役割も。
「エンターテインメント」を軸に別所哲也が東京を語ります。