中世と現代が共存する祈りの国ネパール。その風土と歴史と人々の営みの美しい調和。
豊富な地下資源に恵まれ、2500年の歴史を刻む世界遺産都市の現在。千一夜の夢の国。タシケント・サマルカンド・ブラハ・ヒワ・シャフリサブス紀行。
幼い頃、考古学者であった父・哲朗が行方不明となり母親に育てられた風雄は、クラスでもいじめられっ子だった。ある日、東京上空に突如現われた巨大スイカを見ようと、無理やり東京につれてこられた風雄は、スイカの皮に父が思い出の中で刻んでくれた“K”の文字を見つけるが…。鬼才・雨宮慶太が世紀を超えて贈る特撮エンタテインメント、ノヴェライズ登場。
こころの病からの復帰を目指すリハビリテーションはどのように行われているのか、そして、司法とのかかわりにおいて、精神病理はどのように理解されていこうとしているのか。ノーマライゼーションの大きな流れのなかで、こころの病と共に生きるための論理を追求する、京都大学「行動病理学基礎論」講義の内容をおさめたシリーズ第1巻。
親のつけた名前も、地理や歴史を学んだのも、ベランダ監禁事件も…みんなテレビのおかげです。金魚運動で腰を揺らしながらテレビを見続けて半世紀。「門外不出」のOLが綴る哀しくもおかしなテレビ日誌。
小説家と女性ファッション誌編集者が京都のラヴホテルで過ごす一夜を描き、現代の性という主題に対峙する「高瀬川」。物心つく前に亡くした実母の面影を恋う少年と、不如意な暮らしの中で不倫を続ける30代女性の物語が、上段と下段で並列的に進行し、やがて一つに交差・交錯する「氷塊」。短篇意欲作「清水」、「追憶」を併せ、多様にして実験的手法で文学の豊饒な可能性を開示する、気鋭作家の新たな冒険。
キリスト教教義の形成に決定的な役割を果たした古代の諸会議から、現代カトリック刷新の原動力となった第2バチカン公会議まで、教会会議の内容や教令、歴史的意義などを分かりやすく解説。教会史を理解する必読書。
ゲームをつくる雨宮慶太、映画監督・深作欣二と闘う!ゲームをする雨宮慶太、イラストレーター・寺田克也と闘う!あのキャラクターはこうして誕生した!これぞ雨宮デザインの真髄!初の自著。
人生を精一杯楽しむためたった一人で出発したシニアが、持ち前の好奇心で異国を闊歩したー。旅を通じ、挑戦することの素晴らしさを伝える70日間の記録。